3月9・10日、すばるホールでNAMUE大阪があり、4名の生徒さんがエントリーしました。
先に結果から書くと
中学生部門入選1名
小学校高学年部門入選2名
でした。
このコンクールはエントリー前から本当にいろんなことを考えました。
最初にエントリーしたいと言い出したのは小4女子2名。
小4なので高学年部門の一番下になります。
最近のコンクールを見ていると、小5~中学生のダンサーの層が厚い。入賞していない人たちでも入賞している人たちとそん色なく、その時の出来不出来で左右される部分も大いにあります。
なのでとても大変なチャレンジ。
ただ彼女たちはすでにコンクールという場を知り、大変なことを身に染みてわかっているので、5・6年生の胸を借りるつもりで許可を出しました。
そして中3女子。
彼女は1月末のJBC滋賀で惜しくも10位までに入ることができず(芸術点は9位・・・)中学最後に上位入賞したいという希望があり、急遽エントリー。来週末に初めてのグランパドドゥを控えているので、最初は出場する予定ではなかったのですが、このコンクールをきっかけにさらに成長してくれる予感がしたので許可を出しました。
そして最後に小6女子。
彼女は以前からコンクールに出場したい、という希望を出していました。が、私は許可を出しませんでした。なぜならコンクールは審査の内容があらかじめわかっているので、その審査基準に取り組んでいるとは思えなかったからです。
人それぞれバレエの取り組み方があっていいと私は考えて、指導し、常々口に出して言ってます。
なので、自主的に考え、レッスンを受けてもらってます。
ただ、生徒さんが望めば多くの道が開けるように、常にアンテナを広げて指導内容をブラッシュアップし、どの生徒さんにも等しく指導しています。
なので、あとは受ける生徒さん側がどうしたいか??にとてもかかっているのです。
私は出るとしたら小学生のうちに出ないと、中学生部門は踊りの完成度も評価され、より厳しい基準になるので、それまでに私に変化が目に見えるようにすることを期限付きで条件に出しました。
少しずつ変化は表れていましたが、まだまだコンクールに出場してくるダンサーたちと互角な評価がもらえるところまで達していませんでした。なので、期限が近付いても私からは何も言いませんでした。
さらに期限が近付いたある日、彼女は自ら、「先生、コンクールだしてください」といいに来ました。私は彼女に「なぜ出たいの?」と聞くと、彼女は「自分の今の実力を知りたい。最下位でもいいから。」といいました。
私はその時、許可を出しました。
私がこのスタジオを立ち上げた理由に、生徒さんがあのときバレエでこんなことしておきたかったなという後悔のないバレエ人生が送れるスタジオにしたいというものがありました。
私がしてこれなかったこと、してたらもっとバレエが上達しただろうなと思うことをどんどん取り入れています。先ほども書きましたがアンテナは広く張り、多くのインフォメーションを生徒さんには伝えてます。そこから自由に生徒さんは情報をキャッチし、取捨選択をしてもらってます。知らなかった、ではなく知っていたけれど自分で選ばなかった、なぜなら・・・、というバレエ人生にしてもらいたいから。
彼女が力強く答えてくれたことで、きっとどんな結果が来てもこれまで以上にバレエを頑張ってくれるだろうと、このコンクールに出るということが彼女のバレエ人生を大きく前進させてくれる機会になると感じ、エントリー締め切りぎりぎりに許可を出しました。
もちろん誰でもコンクールにエントリーすべきだと思いません。一生懸命レッスンし、そのコンクールに出ることで、バレエを上達できると考えている生徒さんのみです。
やっとそのスタートラインに彼女は立てた!!そこからさらに一生懸命取り組んでもらいました。本当にやる気になって取り組んだ時間がちょっと短かった・・・。本当にバレエの技術や芸術面は積み重ねが大切です。もちろん長くすればいいというものではないですが、きちんとしたレッスンをきちんと受ける(自分ではできていると思っても、できていないことが多くあるので、指導された内容を体で表せるまでやることが大切)ことが重要です。
彼女は悔しい思いをしていると思います。でも私はそれ以上に悔しい思いをしています。
でも、これからがとても楽しみです。
スタジオにいるコンクールで1位を取ってる子も一番最初のコンクールはほぼ最下位の予選落ちからスタートしてますから( ̄ー ̄)
今回上位入賞めざした中学生女子も、小6スタート時は足の裏の筋力もなくポワントに正しく立つことすらできていませんでしたから。
投げ出さず、真摯にバレエに向き合うこと。バレエの神様はしっかりと見てます!!
予選を通過した小42名と中3女子は予選時でできなかったことを舞台でできるように調整しました。
予選時でうまくいかなかった表現・場所どり・正しい体のラインなど小42人はよく頑張れたと思います。まだまだ5・6年生の足の強さしなやかさには負けてますが、調整能力がだいぶついてきて、舞台で堂々と踊れるようになってきました。
中3女子は予選時少し迫力に欠けてました。気を負いすぎ?でしたね。決選では力強さと指先の使い方、そして踊りを楽しむことを考え舞台に!リハ室ではかなりいい感じだったのに・・・・。ありゃりゃというところでミス多発。。。。ただ、前日できなかったことはすこーしできていましたし、リハ室で修正したことがこれからの踊りに生かせると思うとわくわくしました。悔しいことは悔しいのですが、なんとなく晴れやか?というか、そんな気持ちになるのはだめかもしれませんが、本当にこのコンクールがきっかけで彼女も一皮むけそうな予感がしてます。
コンクールは順位がつき、一喜一憂します。
が、コンクールはバレエを上達させてくれる機会。
ここで上位に入賞したからといってプロの道が開けているわけでもないです。
でも、バレエに対しての意識が変わる機会には違いないです。
どのようにコンクールと向き合うかは、生徒さん次第。
4人とも本当によく頑張りました。
私もコンクールでまた成長させてもらいました。
ありがとう!!
そして毎回保護者の方のサポートにも感謝です。
うちのスタジオでは保護者の方にも子供たちのバレエをサポートしてよかったって思えるスタジオにしたいと考えてやってます。
だってサポートなしではバレエを続けていくのはなかなか難しいです。
いやいやサポートなんて続けられるものではないです。
自分は踊らないし、バレエのことはわからないけれど、ここのスタジオに通わせて本当によかった、サポートしてよかったって思い続けてもらいたいと思ってます。
そのためには生徒さんがまずしっかりバレエを上達し、バレエが好きになり、スタジオに通っていることに誇りをもってもらえるよう、今日も頑張ります
これからもどうぞよろしくお願いいたします
中学生部門入選1名
小学校高学年部門入選2名
でした。
このコンクールはエントリー前から本当にいろんなことを考えました。
最初にエントリーしたいと言い出したのは小4女子2名。
小4なので高学年部門の一番下になります。
最近のコンクールを見ていると、小5~中学生のダンサーの層が厚い。入賞していない人たちでも入賞している人たちとそん色なく、その時の出来不出来で左右される部分も大いにあります。
なのでとても大変なチャレンジ。
ただ彼女たちはすでにコンクールという場を知り、大変なことを身に染みてわかっているので、5・6年生の胸を借りるつもりで許可を出しました。
そして中3女子。
彼女は1月末のJBC滋賀で惜しくも10位までに入ることができず(芸術点は9位・・・)中学最後に上位入賞したいという希望があり、急遽エントリー。来週末に初めてのグランパドドゥを控えているので、最初は出場する予定ではなかったのですが、このコンクールをきっかけにさらに成長してくれる予感がしたので許可を出しました。
そして最後に小6女子。
彼女は以前からコンクールに出場したい、という希望を出していました。が、私は許可を出しませんでした。なぜならコンクールは審査の内容があらかじめわかっているので、その審査基準に取り組んでいるとは思えなかったからです。
人それぞれバレエの取り組み方があっていいと私は考えて、指導し、常々口に出して言ってます。
なので、自主的に考え、レッスンを受けてもらってます。
ただ、生徒さんが望めば多くの道が開けるように、常にアンテナを広げて指導内容をブラッシュアップし、どの生徒さんにも等しく指導しています。
なので、あとは受ける生徒さん側がどうしたいか??にとてもかかっているのです。
私は出るとしたら小学生のうちに出ないと、中学生部門は踊りの完成度も評価され、より厳しい基準になるので、それまでに私に変化が目に見えるようにすることを期限付きで条件に出しました。
少しずつ変化は表れていましたが、まだまだコンクールに出場してくるダンサーたちと互角な評価がもらえるところまで達していませんでした。なので、期限が近付いても私からは何も言いませんでした。
さらに期限が近付いたある日、彼女は自ら、「先生、コンクールだしてください」といいに来ました。私は彼女に「なぜ出たいの?」と聞くと、彼女は「自分の今の実力を知りたい。最下位でもいいから。」といいました。
私はその時、許可を出しました。
私がこのスタジオを立ち上げた理由に、生徒さんがあのときバレエでこんなことしておきたかったなという後悔のないバレエ人生が送れるスタジオにしたいというものがありました。
私がしてこれなかったこと、してたらもっとバレエが上達しただろうなと思うことをどんどん取り入れています。先ほども書きましたがアンテナは広く張り、多くのインフォメーションを生徒さんには伝えてます。そこから自由に生徒さんは情報をキャッチし、取捨選択をしてもらってます。知らなかった、ではなく知っていたけれど自分で選ばなかった、なぜなら・・・、というバレエ人生にしてもらいたいから。
彼女が力強く答えてくれたことで、きっとどんな結果が来てもこれまで以上にバレエを頑張ってくれるだろうと、このコンクールに出るということが彼女のバレエ人生を大きく前進させてくれる機会になると感じ、エントリー締め切りぎりぎりに許可を出しました。
もちろん誰でもコンクールにエントリーすべきだと思いません。一生懸命レッスンし、そのコンクールに出ることで、バレエを上達できると考えている生徒さんのみです。
やっとそのスタートラインに彼女は立てた!!そこからさらに一生懸命取り組んでもらいました。本当にやる気になって取り組んだ時間がちょっと短かった・・・。本当にバレエの技術や芸術面は積み重ねが大切です。もちろん長くすればいいというものではないですが、きちんとしたレッスンをきちんと受ける(自分ではできていると思っても、できていないことが多くあるので、指導された内容を体で表せるまでやることが大切)ことが重要です。
彼女は悔しい思いをしていると思います。でも私はそれ以上に悔しい思いをしています。
でも、これからがとても楽しみです。
スタジオにいるコンクールで1位を取ってる子も一番最初のコンクールはほぼ最下位の予選落ちからスタートしてますから( ̄ー ̄)
今回上位入賞めざした中学生女子も、小6スタート時は足の裏の筋力もなくポワントに正しく立つことすらできていませんでしたから。
投げ出さず、真摯にバレエに向き合うこと。バレエの神様はしっかりと見てます!!
予選を通過した小42名と中3女子は予選時でできなかったことを舞台でできるように調整しました。
予選時でうまくいかなかった表現・場所どり・正しい体のラインなど小42人はよく頑張れたと思います。まだまだ5・6年生の足の強さしなやかさには負けてますが、調整能力がだいぶついてきて、舞台で堂々と踊れるようになってきました。
中3女子は予選時少し迫力に欠けてました。気を負いすぎ?でしたね。決選では力強さと指先の使い方、そして踊りを楽しむことを考え舞台に!リハ室ではかなりいい感じだったのに・・・・。ありゃりゃというところでミス多発。。。。ただ、前日できなかったことはすこーしできていましたし、リハ室で修正したことがこれからの踊りに生かせると思うとわくわくしました。悔しいことは悔しいのですが、なんとなく晴れやか?というか、そんな気持ちになるのはだめかもしれませんが、本当にこのコンクールがきっかけで彼女も一皮むけそうな予感がしてます。
コンクールは順位がつき、一喜一憂します。
が、コンクールはバレエを上達させてくれる機会。
ここで上位に入賞したからといってプロの道が開けているわけでもないです。
でも、バレエに対しての意識が変わる機会には違いないです。
どのようにコンクールと向き合うかは、生徒さん次第。
4人とも本当によく頑張りました。
私もコンクールでまた成長させてもらいました。
ありがとう!!
そして毎回保護者の方のサポートにも感謝です。
うちのスタジオでは保護者の方にも子供たちのバレエをサポートしてよかったって思えるスタジオにしたいと考えてやってます。
だってサポートなしではバレエを続けていくのはなかなか難しいです。
いやいやサポートなんて続けられるものではないです。
自分は踊らないし、バレエのことはわからないけれど、ここのスタジオに通わせて本当によかった、サポートしてよかったって思い続けてもらいたいと思ってます。
そのためには生徒さんがまずしっかりバレエを上達し、バレエが好きになり、スタジオに通っていることに誇りをもってもらえるよう、今日も頑張ります
これからもどうぞよろしくお願いいたします