6月28日にJBC石川があり、うちからは6名出場しました。
緊急事態宣言が発令され、コンクールも中止や延期にこれまでなっており、前回スタジオから出場したのは3月末の大阪プリなので3か月ぶり。ん?思い返せばまだ3ヶ月しかたっていないのに!なのにすごーくすごーく久しぶりな感じ。。。これまでどれだけ舞台に恵まれていたか?を今痛感しています。
本当にスタッフの皆様にはみんなが安心してコンクールに臨めるようにたくさんの配慮をしてくださってました。感謝ですね。。。

さて、備忘録記しておこうと思います!


まずトップバッターはモダンダンス高1以上
一度この作品からはなれていたものの、今年発表会をするにあたり、私がこの踊りをどうしてもお客様に観ていただきたくて、またコンクールとは違ってライトの効果なども使用して舞台の上で作品として完成させたいという想いがあり、練習をしてくれていました。そしてこの作品で年末のグラチャンの参加権を得て、審査員の先生に再度観てもらい、世界につながっていくチャンスが得られるようにとエントリーしました。練習を始めると、以前踊っていた時よりも体の使い方もよくなってきていて、表現の仕方もよく、作品が色あせず楽しみにしていました。いい感じで来たなと思った矢先のケガ・・・。とてもいい感じで仕上がってきたのに、すごく無念。。。出場できるかできないかというぎりぎりのラインでした。ただ彼女の場合、最後はげしく追い込みをかけて仕上げるという作業はしなくてよいので、とりあえず安静にしてどうするか考えて、何とか出場することになりました。なので、100パーセントの力は出せない状態で舞台に上がりましたが、舞台の上で大人になった彼女を見ました。作品の世界観を壊さないように、彼女は頭を使って冷静に踊ることができていました。彼女の良さはもちろん感情を爆発させ、それを体で表現するパワーのある踊りですが、長い目で見るとパワーだけに頼らず、どうお客様を魅了するか?ということも年齢を増すにつれ必要なんじゃないかと思います。残念ながら、人間生きていてもふつうにケガはしますから、バレエをしてケガをしないなんてことはなく、体を酷使している以上、ケガのリスクは必ずあります。そこを乗り越えていく知。踊りは体を使いますが、それと同様いやそれ以上に頭が必要です。特に大人になればなるほど頭を使った踊りもできるといいと思います。(もちろん自分の最大の武器である感情を体に載せた踊りはのこしたまま!)Qありだったので、袖で鑑賞してましたが、彼女の心の声がよく感じ取れるいい踊りでした。舞台後彼女と抱擁しましたが、もちろん彼女は100%の力を出せずにつらい気持ちもありましたが私はこの舞台をよく乗り切り、さらによく考え知のある踊りができたことを誇りに思いました。
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次にモダンダンス小学生
4月にニューヨークで踊ることになっていたのに・・・5月でこうべチャレンジすることになっていたのに、じゃあ5月の香川エントリーしたら・・・中止や延期とどんどん踊る機会を失った作品。。。作品とはやはりお客様に観てもらって完成するというか浄化していくというか、この作品はその機会を失い続けていてふわふわとした状態だったので、石川ではしっかり踊り切ってほしいと思っていました。が、うーん。消化不良・・・。彼女の場合、クラシックもそうですが、ポテンシャルが高いので、ひょいひょいと感覚でできてしまう。でも、その日によって感覚が変わればふらふらしちゃってなんかうまくいかない。そうすると表現もあいまいになる。ふわふわした作品の状態をそのまま表したような感じでした。残念ながら・・・。ただ、北陸地方は私の中ではモダンのすごいお教室がたくさんあるので、毎回すごいなと思っている場所。そこに遠征に来たのでやはりとても素敵な踊りをたくさん見させてもらえました。私の作風とは全然違うのでかなり異彩を放っていましたが、同じ土俵でちゃんと評価してもらえたと思います。それはよかったかな。
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小4・小5女性クラシック
今年のプランニングをしているとどのバリエーションでエントリーするのがいいか、すごく悩みました。彼女の持ち味はactiveな印象。でも、一時期頭を使いすぎてそのいい印象が出なかったり、トウシューズで踊ることの難しさにぶち当たり。。。シューズでエントリーさせてもらえるコンクールではトウシューズではできない(できるけれど、よりバレエシューズの方が見せられることという意味)ことをしっかり見せたい。などいろいろ考え、ここではキューピッドでエントリー。
やればやるほどどのバリエーションも本当に難しくて、特に初心者用といわれているバリエーションは私にとっては余計に難しいと思ってます。。。特にこのキューピッド・・・。ほんと、難しい・・・よくみんな踊るよねー(;^_^Aといつも思ってます。。。でも、やりこむにつれ、彼女の良さがちょっとずつ見えてきました。もちろん頭も使いながら。踊った後に自分でもちゃんと分析をできているし、それをどうしていけばいいかわかって練習に取り組めるようになってきました。周りのお姉ちゃんズのことを観察しながら、どうやっていくのが自分にいいか?いろんなサンプルを見ながら、自分の道を少しずつ進めている感じがします。私は今回の踊りはとてもさわやかなキューピッドができたと思います。あとはやっぱりちょっとずつ進化している足をどれだけ使いこなせるかだなあ・・・。
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小6・中1女性クラシック
中学に入り、ますますダンサーの層の厚さが増し、また今年彼女には大きな大きなチャレンジ(発表会で披露( ̄▽ ̄))を与えており、かなりのプレッシャーをおそらく感じていると思います。最近のコンクールでは自分の良さが何かわからなくなったり、大人になる体につれおそらく今まではあまり感じなかった体の変化を感じていると思います。ここがすごく踏ん張り時。大きな大きなチャレンジを与えたのも、ここで彼女が踏ん張ってくれると信じているからこそ、与えた試練で、絶対に乗り越えてくれることで彼女がこのスランプに乗り越えて大きく成長できるチャンスだと。特に苦手なパがある彼女。コンクール1週間前までつらいけれど彼女にとって難しいことにチャレンジさせ続けました。1週間前のある日、このパをするかしないかを話し合って決めました。必ずいつかはする必要があるパ。コンクールという場でチャレンジして成功させて自信を付けるためにあえてチャレンジするか、それともこのコンクールには何を求めているか?だからこのパに変更するというチョイスをするか?それについて話し合い、最終的に彼女に決定させました。もう中学生だから。小さいうちは私がレールを敷いてこう動いた方がこの時はいいとしますが、2つに分かれ道があるとき、自分で方向性を決めさせます。どちらかの道はけして逃げ道じゃなくて、自分で選んだことに関して自信をもってやり切ること。それが大切だと私は思います。彼女はこのコンクールに関しての目標を立てました。その結果どうするかをしっかり決めました。
そして出番。あ、イケる。
久々に彼女の良さが出ると確信しました。
彼女の良さは出方。出たときにオーラ全開出ているとき、イケる、と感じるのです。
なので、その強みの出方に関して結構練習してもらったと思います。
歩調を早めたり遅めたり。アームスの使い方、目線の付け方。
うまくいったと思います。
苦手なパに関しては、実はちょっとふふふという感じでしたが、それを彼女のオーラがかき消していました。それでいいと思います。だって人間が踊り人間が見てどう思うか?なので最終的に全体をみて素敵だと思うかどうか?その役の心が入って踊れているかどうか?それに尽きると思っているので。もちろんテクニックは大切です。きちんとした基本を守ってすること。そこから素敵な踊りが生まれてくるので。なのでこれから精進精進。
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高1・高2クラシック女性
ここのところコンクールで実力を出し切れていない彼女。だからといって練習不足でもなんでもなくて、一生懸命練習しているけれどそれがまだ結果として出なくてもがいている。。。高校生部門は中学受験・高校受験を乗り越えてバレエをし続けている人たちなので、本当にバレエが好きでバレエを将来もやっていきたいと頑張る人たち。だからちょっとやそっとではだめな世界。とてもとても大変。そこで実力を発揮するには心も体も本当にタフにならないとダメです。彼女の強みは脚の強さ。小さい頃はきっとその足の強さだけで踊れていたけれど、やはり大人の体になりそれではうまく身体がコントロールできない。そして長く踊ることになるにつれて、やはり足がもう動かなくなってくるとできなくなる。そこに早く気が付いてほしい。バレエは全身を使用して踊るもの。だから下半身だけでなく、上半身の強さも本当に大切。そしてその体を手に入れながら、メンタルも強くなっていく必要が絶対にある。だいぶ表現に関して心の底から出てくるようになったので、これからこれから。でも、みんな時の流れは同じように進んでいるからね。焦るのはだめ、でも着実に。今回の踊りでたくさんミスしても評価は上がっているということはちゃんとこれまでの積み重ねはできているということ。そこは自信を持つべき。
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中2・中3クラシック女性
出番が終わった後、彼女はうるうるしてました。ママが見に来てくれてた!と。私、それ聞いて、なんてかわいい子なんやー!!!!!と思いました。中2・中3いったら思春期真っただ中。大人からダメだしされたら、あんまり素直になれないお年頃。一生懸命がんばりたいと思っていても、ちょっと斜に構えちゃったりすることだってあるのが、まぁ普通だと私は思ってます。もちろん、バレエの世界は厳しいです。そんなこと許されないのが普通かもしれない。でも、私は人間なんだからいろんな感情持ってそれを乗り越えて大人になっていく方が、ぜったい感情というものをよく理解し、それが最終的にバレエの表現につながっていくと思ってます。ただ時々私は大雷を落としてますが、すべてがすべて思春期だから許されることでもないし、バレエのレッスンをやるにあたり必要なことは必要、そして彼女がコンクールに出たいっている以上求められるところまでできていないと、そりゃ私も指導しますよ( ̄ー ̄)
でもね、私は彼女の人知れず努力を知っているし、彼女には本当に頑張ってほしいと思ってます。彼女にも大きなチャレンジを次に与えてます(というか私は生徒全員に結構大きめのチャレンジを与えすぎているかもしれない・・・)
客席で彼女の踊りを見て、本当に以前に比べて成長したと感じました。前ならあきらめていたところを投げ出すこともなく、考えながら踊ることもできつつあります。
ただ、この年代、体がしっかりしつつあり、できることが増え、テクニックも磨きがかかってきている子たちが多いので、そういう子たちと比べるとまだまだです。時には比べることは自分を高めることにつながるけれど、私は人と比べるということ以上に前の自分との比較、これまでやってこれたかどうかをしっかり比較して評価することが大切かなと。心も体も大きくなって本当に羽ばたいてほしいなと。
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こうして無事石川で踊れた6人は本当にラッキーな子たちだと思います。
やっぱり舞台に立つことは人を大きく成長させてくれます。
6人はなぜラッキーだったか?
それは保護者の皆さんがみんなの知らないところで本当によくサポートしてくれているからです。
私も子供のころはそのあたりがよくわかりませんでしたが、みんなのことを見ていると、本当に保護者の方がみんなの陰になり支えてくれているからこそ伸びやかにさせてもらえていることがよく見て取れます。
感謝しよう!と書くととても軽く感じますが、ほんと感謝の心は絶対に忘れるべきではないです。
いい踊りを続けたかったら、ね!
ほんとうに私からも感謝申し上げます。
石川に行かせてもらえてありがとうございました!

結果発表されていたものです
モダンダンス高校以上 1位
モダンダンス小学生 3位
クラシック小4・小5 3位
クラシック小6・中1 1位(高比良洋審査員特別賞・成澤淑榮審査員特別賞)
クラシック高1・高2 7位

おめでとう!よくがんばりましたね!!

さ、次いくわよーーーーーーーーー!!!!