7月30日、スタジオでは初めてコンクールの掛け持ちという離れ業に挑みました(;^_^A
というのも同日に同じ京都市内でコンクールが開催され、参加希望の生徒さんがそれぞれのコンクールに思い入れがあるため、私が引率できない可能性があると理解の上でエントリーしていました。
2つのコンクールからそれぞれ当日のスケジュールが送られてきて、1人だけ確実に引率できないことになりましたが、あとは頑張ればこなせそうということで分単位のスケジュールを組み挑みました!!!

まずは稲盛ホールであるJBC京都から!
小4中2男子部門フランツくん。
8時10分受付、9時場当たり9時20分出番というもう全然会場で体動かす時間ないやん・・・というスケジュールなので、当然受付までにメイクを施しある程度の準備を段取りよくしておかないと、なのにもかかわらず、待ち合わせ時間よりボーイ10分も遅刻・・・。先生激怒!!!!!遅刻はもちろんしてはいけないですが、どうしようもないときも人間生きていたらあるので通常レッスンでの遅刻は自分たちのケガにだけ気を付けてくれたら全然問題はありません。が、この日ばかりはコラコラコラですよ。
ひっさひぶりに、バカタレーーーーー!!!!!と波平さんばりに怒りました(;^_^A
それまでヘラヘラしていたボーイの顔も引き締まり、ちゃんとやらないと先生に怒られる・・・ということに気が付くという・・・。
このコンクールは上位10位以内に入ると年末のグランドチャンピオンシップスの参加権利がもらえるので、彼はそれを狙って今日の日まで頑張ってきていたはずなのに、そんなふわふわしていた気持ちじゃ無理だよという先生の激。
彼は表面では平和主義・楽観主義を装い、そんな悔しいとか思ってないよ、的なことを普段は言っていますが、心の奥底では熱いものを持っているのを知っているので、やっぱりなんとかしてあげたい。それにバレエの道に興味があるといっているので、男性として活動していくならば、やはりいろんな現場に行きお仕事をさせてもらうときに遅刻は厳禁だし、行く先々で評判のいい男性として評価してもらえるように、もう中学生なので保護者の人任せじゃなくて、自分で考えて自分で行動しないといけない年ごろだから、踊る前にも関わらず厳しくしました。
最近私のメイクスピードも上がってきているので、ぱっと仕上げて受付に!!!!
そして着替えてリハ室いって、確認して、すぐ場当たり!!!
場所を確認したらもう一度リハ室いって5分ぐらい確認したら、すぐ出番(;^_^A
祈るような気持ちで客席から鑑賞・・・。
出だし場所がうまく取れず???という感じでしたが、それ以外はなんとか今持ってる自分の力は出せたかな。
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得点は3位。
でも、このコンクール該当者なしということもあるので、結果が発表されるまでなんとも言えずドキドキします。
が、ドキドキしてじっと待つ暇はなく、この会場を後にする時間ぎりぎりまで会場外で中2・3女子部門のオーロラ1幕さんのメイクをしたり、次の会場のコンクール参加者のメイクをして結果が出るのを待ちましたが、タイムアップ。
オーロラ第1幕さんのママにバトンタッチして会場を後にしました・・・。

で、続きましてロームシアター京都で行われるNAMUE京都予選へ。
お昼すぎ受付開始なので、それまでに到着し小学高学年部門オーロラ第3幕さんのメイクをし受付時間を待ちます。
その時JBCフランツくん、3位入賞のお知らせ!!!よかった・・・。
激飛ばしといてよかった(笑)
表彰式で拍手してあげられずごめんよ!!!
いいお知らせのあとに悪いことが・・・。
会場に高校部門のメドーラさんが合流してきましたが、顔面蒼白。
腹痛と吐き気に見舞われているとのこと。
連日の疲れが出たか?変なもの食べたか?
でも、棄権は絶対したくない、ということなのでとりあえず出番まで楽屋で休んでおく体勢に・・・。
そんなこんなで受付が始まり、楽屋に流れていきました。
が、この会場迷路のようになっていて、迷う迷う。。。2年前1度来たぐらいなのであまり覚えておらず迷う迷う・・・(;^_^A無駄な体力を消耗しまくりました。
さっさと支度をしていざ出陣。
まずは小学校高学年部門オーロラ第3幕さんから。
彼女の持ち味は上品さ、丁寧さ。
舞台に上がってくるときにぱっと舞台上が華やかになります。
序盤も丁寧に踊れていたし、先日のミルキーウェイでの踊りから気を付けておいてほしいことをしっかりやってくれていました。最後にかけてちょっとずつ粗が出て、最後のピケダブルで軸を見失っていましたが、なんとか踊り切ってくれていました。
NAMUEも予選時は点数がバンっとでてドキドキしますね。
まずまずの点数かな?
次はピンクエスメさん。
昨日のPBKで彼女は悔しがっていたので気合が入りますが、昨日頑張りすぎて足が筋肉痛だという事態・・・。おいおい。。。ピルエットの降り方などとても安定してよかったのですが、脚がつかれているのが最後のバロネでもろに出ていましたね・・・(;^_^A体重が軽いし、脚が強いから立てているけれど・・・。ギリギリ持ちこたえてフィニッシュ。
ですが、高学年部門で1位通過の得点とのこと。ありがたやありがたや。
本人、この出来でこの点なら、明日は絶対もっと頑張ると足をさすさすしながら言ってました(;^_^A
次はグリーンエスメさん。
ピンクエスメさんとはまた違う魅力のあるエスメになってきました。
同じスタジオで同じ演目を踊るのはなかなか刺激的ですが、コンクールに行けば同じ演目を必ず見かけますし、同じ演目でもしっかりと自分のものにできることがダンサーとして必要なこととして2人には頑張ってもらってきました。どんどん良くなってきてます。彼女の場合は小柄で切れのある踊り方、また目が大きいこともストロングポイントなので、その目力を生かすことも大切なこと。
登場もしっかりできていて序盤はいい感じでしたが、ちょっと焦りだしてきた踊り方になってきて、一体最後のポーズは何をしてくれたのだろうか・・・という袖でみていてもう苦笑いしかないという状態。。。踊り終わって、あちゃーっとしていたのですが、いつもならここからの落胆や焦り、不安な気持ちの方が前面に出てきてましたが、明日頑張ればいいという感じに心が成長しているのが感じられたので、ちょっと見守ろうと。
無事3人とも予選通過!おめでとう。
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続いて中学生部門エトワールさん
彼女の落ち着いた良さがでる演目を選択しましたが、あとはどうコンクールに向けて取り組んでいくのか見守ってきました。うちではバリエーションレッスンを重視してませんから、通常レッスンの後見てほしい人は自分から希望してやってもらってます。だって、コンクールに出るのは私じゃなくて生徒さんだから。自分で考えて自分で動くことがアッサンブレ流。踊ったものに対してのコメントはしますし、指摘しなきゃいけないところは指摘します。が、最終的に自分で落とし込まないとだめだし、こちらの熱量と受け手の熱量が同じじゃないとどちらかが負けてしまいます。彼女は真面目にコツコツするタイプだけれど、まだ私に対して遠慮しているのかな?そんな練習の仕方に見受けられました。この演目はとても長いバリエーションです。テクニック的にはバランスとターンをしっかりすること。そのうえで気品のある表現をすること。テクニックが安定しないと表現まで持ってくることができません。テクニックの安定にはやはり基礎と体つくり。そして何度も音をかけて音に乗って踊ること。バレエは音楽に合わせて、音楽を自分の身体で表現するようにしないとダメですね。バリエーションスタート時よりはだいぶと表現もできてきたのだけれど、やはりテクニックのところになると表情がきえたり、テクニックがうまくいくかな?どうかな?という気持ちが踊りに表れてきてました。パキータという作品でのエトワールのポジションはあの女性群舞・ソリストたちを従えて君臨する女性ですから、何事にも動じないことが次に生かせたら・・・と思いました。
次はアレキくん。
昨日のPBKでうまくいかなかったところをちゃんと修正すべきでしたが、リハ室で知り合いを見つけるとそちらに流れ、ほぼリラックスムード。もちろん出番前にリラックスしたりするのはいいことです。でも、緊張の糸を切らせるリラックスはNGです。予選とはいえ審査員の先生方、お客様の前で踊るダンサーとしてちょっと十分な準備ができていたのかな?と感じていました。やはり、舞台でもそのような踊り方。それを良しとするような態度では絶対に伸びません。喝!!!!!!!を入れたら、踊り終わった後に、練習してきます・・・と反省。
最後はキトリの友人さん。
彼女は今年の3月のNAMUE大阪に初コンクールエントリー。それまでコンクールに出たいといっていながら、課題にクリアできていなかったので、本当に出たいならもっとできるんじゃないの?という厳しい条件を突き付けて、やっとエントリーできたものの予選敗退の結果。とてもとても悔しい思いをしたと思います。でも、それまで私がなぜエントリーもさせてあげられなかったのか?もその時気が付いてくれたと思います。コンクールという舞台は厳しい現実が待っていて、それを乗り越えられる人しかエントリーすべきじゃないし、そこに向かって生半可な気持ちで取り組むのではだめだということ。小学生から中学生に進級し、さらにレベルが上がるので3月からこの日まで彼女なりに頑張ってきてくれていました。中学生活も頑張りたい彼女は部活動にも所属して二足の草鞋。疲れていても一生懸命頑張ってくれていました。予選の出来は、ミスもありけして満足いくものではなかったですが、基礎力が少しずつ上がってくれているので、評価に反映されていました。
結果無事3名通過!!!
特にキトリの友人さんは目標達成のためとてもとてもうれしかった!!!!
決選ではみないい踊りができるように・・・
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最後は高校部門メドーラさん。
朝から体調を崩し、ずっと楽屋で寝ていましたが、全く回復せず。
何も食べられず、フラフラの状態なので、もう棄権したほうが、といってもそこだけは嫌だという。。。
とりあえず眠った状態のままメイクをしてよろよろと衣装を着けて、少しだけアップをして、場当たりも体が冷えているので上着を着たままほぼ動かず。。。
前日はリハ室でも動き回って汗かきすぎてつけまつげがつかない状態だったのが、汗一つかかずもうろうとした状態に一転していて・・・。
いつもなら客席でみてどうだったかコメントを求める彼女も、袖にいといて、と大変弱気で・・・・。
とにかくなんとか無事踊り切れるように祈り、本番。
もうろうとしていた表情を入れ直し、根性絞り出して踊りだしてくれました。やはりフェッテは乱れましたがそこからこらえて最後のグランパデシャ・・・。やはりおなかにも力がなく踏ん張れないからあまり飛べず、そして最後のピケもかなり乱れましたが、最後アラベスクしっかり止まれてフィニッシュ。袖にはけるまで崩さず、そこから血の気がさーっとひいてまた力尽き・・・。根性だけでよく踊り切りました・・・。
無事予選通過しました。決選日には回復してますように・・・。
写真なんか写せなかったです🙏

その間JBC京都では中2・3年女子部門オーロラ第1幕さんの出番があり、ミスなくまずまず踊れたという報告が入りました。10位入賞は逃しましたがさきほどJBCの結果発表で陳建国先生および針山愛美先生審査員特別賞をいただくことができました。ありがとうございます。また後日本人からコンクールのレポートを聞いて次につなげられたらと思います。
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長い長い一日が終了・・・。朝から晩までドラマティックでしたが、なんとか乗り切ることができました。決選では無事みんなが持てる力を発揮できるように祈って・・・。