京都 城陽市 久津川のバレエ教室 バレエスタジオ アッサンブレ

京都城陽市にあるバレエ教室のブログです♪ 日々のレッスンでの出来事などをお伝えしていきます^^

2020年10月

今年もやってきました、YAGP❗️
本当に本当にすごいコンクール。
出場者のレベルの高さ、ワークショップの質の高さ。どれをとっても素晴らしい。。。

ただ、今年は審査員の先生方が来日できない状態でどのように開催されるのか本当に心配しておりました。でも、昨年せっかくつかんだ夢のNYファイナルもなくなり、来年こそ!と意気込んできましたよ。もちろん・・・昨年いただいたのもただその時本当にうまくいっただけと思えるほど、まだまだ皆さんのレベルに到達できていないのは十分承知の上ですが(;^_^A
PC1名(クラシック&コンテ)、JR2名、SR2名、バーチャル1名、アンサンブル部門6名チャレンジしました!
だってチャレンジしないことにはチャンスはつかめないから。
何事も行動してみないとわからないから。
(ただもちろんある程度しっかりとやれる子たちしかやはりチャレンジはできないコンクールですが。。。)
夏に要項が発表され、このご時世のためのプランに加え、シニア部門の審査方式の変更が重なり、なかなかタフなコンクールになりました。

まずは動画作成。。。
審査員の先生がおそらく来日できないことを踏み、オンラインでの審査になることを予想し、さらにオンラインでつながらなかったときのことなどを考え、事前に作品のビデオ、レッスンビデオ、バリエーションのビデオを用意しておくことが必須となりました。
これがとてもとても大変でした・・・。

なぜなら、、、。
〇アンサンブル部門はうちのスタジオでは撮影するスペースもないため舞台上でしか無理だろうということ、要綱が発表されてから締め切りまでに舞台が使用できるのは振付上がった1週間後の発表会の時だけ。さらに発表会ではエントリーしない子も踊っているので、発表会のリハの時に別撮影の時間を作り、1発勝負・・・(;^_^Aおかげさまで撮影はすてきにしてもらいましたが、何せ踊りこめていないので・・・でしたが、とりあえず、アンサンブル部門ならエントリーしてYAGPの雰囲気を味わい今後のバレエ上達に向けての刺激になってほしいと思ってエントリーしてもらったので(本来ならワークショップを受けさせてあげたい思いでのエントリーだったのですが・・・)とりあえずこれを提出!(ビデオをYoutubeにアップロードしたり、著作権のことを学んだりと勉強になりました)

〇ソロ&バーチャルスカラシップ組のレッスンビデオやバリエーション動画の撮影・・・。NYファイナルのビデオ審査で1人のビデオを撮るだけでもかなりの時間と根気が必要と感じていたので6名の撮影はほんとーーーーーーに苦労しました。。。保護者の皆様にも大変お世話になり、みんなで団結して乗り切った感じ・・・。母たちの愛を決して忘れるべからずですよ、まったく。大変ではありましたが、やはり自分の姿を客観的に観察できるのですごくいい勉強になったと思います。

という感じでまず10月までにバリエーションだけやっていればよいということじゃなかったので、ほんと大変でした😅

ビデオ撮影に並行してシニア部門は課題振付の練習も加わり、バリエーションの練習だけにますます時間を裂けず。。。とにかくやるしかないと前向きに頑張りを進めて、、、。

そして、10月21日水曜、まずはアンサンブル部門のバーチャル審査が始まりました。
ちょうどその時レッスン中だったので放映されている時間にみることができないなぁと思っていましたが、ちょうどレッスンの区切りのいい時にツイキャスを開いてみると、ちょうどうちの1個前の作品!
小さい携帯を覗き込んで、908バレエスタジオアッサンブレの放映を確認できました!
image
なんかかっこいい・・・( ̄▽ ̄)
image

8月に撮影したのにもうかなり遠い昔の感じ(;^_^A
でも、その時の持てる力は出し切れていたし、よく頑張れていたと思います。
アンサンブル部門、いろんな作品の力作がそろっているので、そんな中に入れさせてもらえただけでもありがたい・・・・。来年は舞台上で踊らせてあげたいなと考えております( ̄▽ ̄)

で、22日木曜!!
やってきましたアルカイックホール!
会場での初日はPCクラシックとJRクラシック予選審査およびSRスカラワークショップ。

審査組は会場入りしてから30分という時間しかないので、スタジオでメイクやアップをしてから向かいました。
会場でも少しは確認できるかしら?と思いましたが、地下リハ室はあれどもリノがなく・・・。PC部門はシューズなので何とか板の間の上でも確認できましたが、やはりトゥシューズ組は無理ね・・・。滑るし・・・。
PCさんはリハ室で確認してすぐ場当たりに。
1か月前に踊っているのでなんとなく会場の広さも感覚が残っていますが、照明の当て方?バックの使い方が違う?のか1か月前よりもちょっと場所どりを変えた方がいいように感じてすぐ修正。
よく対処でき場当たりをこなして、本番を迎えます。
走り方、足のあげ方降ろし方、腕のライン、表情・・・。細かく練習を積み重ねてきました。
今彼女の持てる力は出し切れてはいたと思います。
この緊張する場面でのびのびとよく踊れていたと思います!
彼女には本当にいい可能性があります。
容姿はやはり生まれ持ったもので変えられないので、素敵に生んでくれたご両親にはまず大感謝ですね。すごくアドバンテージです。
ただ、同年代と比べるとまだまだ未熟なところがたくさんあります。
ここはその事実を正直に突き付けられるところ。
この突き付けられた事実にどう立ち向かっていくか?がコンクールの素晴らしくいいところだと思います。まず人のいいところをたくさん参考にさせてもらい、自分の良さを引き出し、さらに自分を高めていける場所と私は考えてます。その場所がYAGPはすごくすごくいいところ。
たくさんお勉強できたかな?
image
次はJR2名パキータさんとエスメさん!
JR部門の一番年齢が下のグループ。
ちょっとさすがに一番上の人たちとの体型差が半端なくて・・・。うちの2名は特にまだ女の子。上の人たちは女性に近く・・・(;^_^A
そんなことを言っていても仕方ないので、とりあえず自分たちの踊りができることがとにかくの目標。
パキータさんは1か月前、あともう少しでその時持てる力が出せている踊りだったので、それをちゃんと超えられるように、エスメさんもこのところ安定して自分らしい踊りをまとめられるようになってきたのでそれがこの大舞台でできるようにと頑張ってきました。

場当たりは2組に分かれていたので1人ずつゆっくりと見ることができ、また場当たり時間もまずまずあったので、特に2人ともピルエットの床の感覚を懸命に練習していました。やっぱりテクニックが決まるか決まらないかで踊れるかどうかが左右されてしまうお年頃なのでしょうね・・・。はやくそこから抜け出して、テクニックの向こう側にある表現を気にしてほしいなと。でもそのためには基礎練習でしっかりと身に着けておかないとそこには到達できないのですが・・・。

さて本番!
パキータさんは最初のところをうまく修正してきたものの、やはりピルエットの着地が荒い、その後のエカルテの足の運び方がうまくいかずと完璧はまたお預け・・・。1か月前に比べて進化した部分もあったので、とりあえず彼女もこの舞台でよく踊れたことを誇りに思います!
エスメさんも少し乱れるところはあったにせよ、大きく崩す踊りはせず、きちんとまとめる力が付きました。昨年PCで初チャレンジした時は表情も硬かったですが、1年で大きく成長したなと感じました。ただ小柄なダンサーなので、しっかり大きく動いて大きく見せることができるようにこの先もレッスンを積み重ねてほしいと客席から見ていて感じました!

image

SR2名はそれぞれワークショップ。
とても難しかったようです。ルルベのフォンデュをセンターで、ディレクションチェンジを多く入れてされたとのことで、この年代に何が求められているかよくわかる内容だと思いました。昨年はワークショップ見学がたくさんできたので本当に学ぶことができましたが、今年はできないのでどんなことをしてきたかのヒアリングとFacebookのライブ映像が頼りです・・・。
お疲れさまでした!

2日目はPC及びJRはワークショップ、SRは審査!
PCさんはワークショップを受けたらスタジオに戻って次の日のコンテに向けて自主練!
JRさんたちも無事ワークショップ受講して2日目を終えました。

というわけでSRさんたちがこの日はメイン。
お昼ごろからスタジオでアップし、踊りの確認をします。
シニアさんたちの予選はバリエーションではなく、課題曲が決められていました。
たまたま2名とも同じ曲に当たりましたが、今回は3つの曲のうちから1つ割り振られ、さらにエントリー番号順に5人1組にグループ分けされ、1人ずつソロを踊った後、みんなで踊るという形式になっており。シニア部門がすぐにカンパニーに入って協調性などがあるかなどを見るためとされ考えられた方式ですが、これすごく素敵だと思いました。だってカンパニーに入ってまずバリエーションなんて夢のまた夢でしょうからね・・・。コールドで一糸乱れぬ踊りをすることはバレエ作品の完成度を上げ、お客様を満足させるものになりますから、このような試みはとても素晴らしいと思います!そして、コンクールといえどもやっぱり同じ志を持つものたち。コミュニケーションを無理やりでも取らせて踊りに対して短時間でもチームワークよくやっていくかはとても大切な能力です。
あと!衣装ではなくレオタードに巻きスカートというコスチュームで審査されるとのこと。色形自由。さぁどんなレオタードを選ぶか?セルフプロデュース力が試されますね。
試行錯誤していましたが(;^_^A

というわけでスタジオで踊りの確認をした後、会場に向かいます。会場に入ったら30分しかない中で支度をして、グループで集まって作戦会議などをして場当たりを迎えます。
しっかりと個人で踊るところの場当たり時間とグループで踊るところの場当たり時間をくださってましたが、2名ともその時間のトップバッターのグループに当たっていたので場当たり後、結構すぐに登場するというタフな感じ・・・。
まず最初の生徒さんはまずまずの滑り出し!
課題曲なのですが振付は自由に変更してOKということだったので、彼女が安定してかつテクニック的にもレベルをそこまで落とさずに、また元の振りとそこまで大幅な変更をせず見せられるものにしました。ここもセルフプロデュース力のポイントだと私は思いましたし。うまくこなせていたと思います。
が、ハプニング発生で、全員で踊るところで隣のとても上手な出場者さんが滑って転倒してしまい・・・。焦る顔を隣でしていましたが、何とかつられず最後まで踊り切れました(;^_^A
ハプニングに対しても冷静でいられるか?もきっと必要な能力だと思います。
舞台は生ものなので、何が起こるかわかりませんから・・・。
(転倒した彼女はケガもなかったようでよかったです。袖にいったらこけちゃいました!ととてもさわやかにされていて、なんてすごい子なんだろーと感心してしまいました・・・)
踊り終わって5人で写真を撮るなど健闘を称えあっていてよかったなーと感じました。
続いてのSRさんは初YAGP!いやー、ここに出てみようかといえる日が来るなんてねぇ・・・。これだけでもあっぱれですが、欲深いものなのでここまで来たら全力で踊り切りたい!という想いが強すぎた?もしくはやはりすごい舞台にのまれた?のか、あんなに練習していたのに、自分の始まりの音がどこかわからなくなるという大失態!そこからのてんぱった踊り(;^_^A個人の踊りはもーきっと頭真っ白状態がよく伝わりました・・・。みんなで踊るときにちょっと帰ってきたもののさすがにちょっと取り戻せずフィニッシュ!初YAGPの厳しさを感じたと思います(笑)
感想を聞いてやはり分析通りで、まぁ終わったことは仕方ない。
これから大舞台がたくさん待っていると思うので、それの1つ練習ができたということで。
いやいやよくがんばりました!
image
3日目はPCコンテ
PC部門だけ、コンテだけでもファイナル選出される可能性があるということが昨年追加されたので、今年チャレンジしてもらうことに!彼女の良さを引き出すかわいらしくタフな踊り。踊りの中でエネルギー切れがまだまだ起こるけれど、通常の生活で結構彼女のエネルギーはあふれているのでその生き生き感を出したくて頑張ってもらいました。朝起きて、もっと彼女の輝きを応援したいと思い、がさがさ家探ししてから、会場に向かう道中で頭飾りのイメージを考え作成(;^_^A会場についてメイクを駐車場の車でして、ほやほやの頭飾りを付けました( ̄▽ ̄)
楽屋に入って衣装にも少しスワロを足し、最後の仕上げ!
私が出来るお手伝いはここまできたらこれぐらいしかなく、あとは本人が力を出してやるのみ!

場当たりも一生懸命がんばりその後審査が始まるまでリハ室に。やはりリノの敷いていないガラーンとして、ポツンと小さなモニターから審査開始の音が。審査員の先生方の動画を見ていると、コンテのみ2名生で審査してくださる先生がいらっしゃることを知りうれしいやら緊張するやら。そして数人のコンテ出場者の踊りを見て、また少しエンジンかけて、袖に向かいました。

1か月前はあまりにも年齢差が大きすぎるコンクールでしたが、今回は同年代。もちろん周りはコンテ経験者ばかりですが、その中でも自分らしく踊り切ることができれば大きく前進です。
きっかけありの作品なので袖で見守ります。
元気よく飛び出して音が鳴ります。
出だしいい感じ。丁寧に踊れています。
1か月前よりぐんと成長しました。
ぶれやすかった動きもなんとか持ちこたえて・・・。
ただ、最後の方は疲れが顔に出てきたか?動きに集中しすぎて顔が動かせなかったか?!というシーンが見え隠れしたような・・・でも最後までしっかりと駆け抜けていきました。
そしてちゃんとルベランスもできました(笑)(袖にはけるのでまた戻ってルベランスをすることになっていてどのようにルベランスするといいのか直前まで迷っていました(笑))
good job!でした。
image
クラシック以上にとてもとても奥の深いコンテの世界なので、私も生徒のみんなもこれからたくさん勉強していかないと!と思ってます。

午前中に終了したあとは、私はスタジオに戻りましたが、彼女はちゃんと会場に残ってPCクラシック決選の鑑賞。残念ながら通過できませんでしたが、しっかりとお勉強してさらにそのあとスタジオに戻って自主練をするといっていたので、とてもとても前向きにこのコンクールを過ごせたと思います!PC部門は今日ですべて終了!よくがんばりました!来年はJR部門上がるので、しっかりと彼女が成長してまたここに戻ってこれるように頑張っていきたいな!と思っております^^

コンクールにくると焦るときもあります。
伸び悩んでいるときは特に・・・。
もちろん何が足りない?をしっかり受け止め、どうすればいい?を考えて答えを出す力は必要。
身体はこれまでの動きから出来上がっているので、足りないということは練習が不足しているか練習のアプローチが違うということ。以前と比べてどのように成長したかを分析し、次につなげていくことが大切です。
私自身も指導者としてこれまでやってきたことがパーフェクトであるとはちっとも思ってないので、例えば前はよかったアプローチも今は効果がないものなども存在するので、よく見極めて勉強していかないとと思ってます。

さて最終日4日目
待てど暮らせどジュニア・シニアの結果が出ない・・・。
前日のPCは深夜2:30頃だったため、その時間かしら?と思いチェックしても、3時、4時、5時・・・えーーーー。出てない・・・。
なんと6時過ぎ・・・。
一睡もできず(;^_^A
おそらく出場者の皆さん、指導者の皆さん、そしてスタッフの皆さん全員が睡眠不足になっていると思います・・・。

そんな中、ジュニア1名予選通過させてもらいました!おめでとう。
というわけで会場入り。
image
決選は受付から1時間の余裕ができたので、予選よりもゆったり目で用意。
ただ練習スペースに限りがあるので廊下で練習。
が、寝不足に加え、やはり決選の緊張から、かなり精神的に滅入っている様子・・・。
ピルエットの練習を入念にしていましたが、うまくいったり、いかなかったりとするうちに、履いていたトウシューズがもう駄目になったので、すぐに別のに履き替えて場当たりに。
もう場所はわかっているので、あとは床と自分が気になる部分だけ練習をし、まだやはり精神的にうまくいかずもがいていました・・・。

こうなったときに、どうされたいか?は人それぞれ。
個々の性質があるので、やいやい言われたい人、まったく言われたくない人、ほどほどの人、など本当にその割合が違います。難しいところ。
コンクールや舞台で、私は指導者が踊るのではないので、ダンサーが最終的に本番ちゃんと踊れるようにだけ考えてあげられればと思うので、それまでに積み上げてきた指導者とダンサーの関係性・付き合い方を大切にしたいと考えてます。
場当たりではおそらく知らない人から見ると自滅している感じが見えてましたが、私から見るとかなり集中しだして、本当にがんばって踊りたいという彼女の気持ちがすごく表れていたのが見えていました。

そしてすぐに本番。
きっかけ有りなので私は上手袖に入りますが、本人は下手袖なのでもうコメントを出すこともなく本番を迎えます。
袖から出てきて、ポーズ。
ん?!かなり気合が入りすぎているポーズ(;^_^A
やはり、気合が入りすぎていて、ポワントの先が動き出し引っかかるという(;^_^A
でも、集中は途切れていないので、最初のピルエットもしっかり決めてくれました。
予選ではちょっと体幹がぐにゃついていたエカルテも、まずまず(あともう少しできるけれど)
最後少し・・・というのもありましたが、予選よりもよく踊れていたと思います。
お疲れ様!よく頑張りました。
image
踊り終わって、ほっと安心し解放感から友達と新しいお友達作りに奮闘していました(;^_^A

人にはそれぞれ性質があるのでお友達をたくさん作るのがよいとは思いませんが、今回のシニア部門などを見ていても、バレエは人としゃべらないけれど複数人で1つの作品を創り上げていくことが大切なので、ある程度のコミュニケーション能力というのは大切だと感じます。例えばプロになろうとしたとき、待っていたってチャンスが向こうからやってくることはそうそうないので、自分から売り込みをする必要も出てきますから・・・。仲良くなれあうのではなく、同じ志をもった人に出会い、お互いを認め高めあって行くことはすごく素敵なことだなと。
特に全国からトップレベルのダンサーが集まるコンクールはそうそうないので、本当にいい機会だと思いました。
そして他の出場者の踊りを客席で観たりして、最終日を満喫しました。

これでスタジオ開校からエントリーした3回目のYAGP日本予選は幕を降ろしました。
楽しみだったワークショップも、表彰式もなく、寂しいものでしたが、それでもこの中で開催していただけたことは本当にありがたかったです。。。規模が小さくなっても、学びは大きかったです。

さてすでにもう来年の予定も決まっているということなので、また出場できるように1年かけて頑張っていきたいと思ってます。出るごとに学びが深まり成長を感じてます。頑張りましょう!!!!

追記 このご時世で一般の方が観覧できなかったということで、無料で決選の様子が放映されていました。全カテゴリー見て勉強させてもらいました。ものすごくありがたかったです。

image
こんな画質のいい感じで無料放映!ありがたや。


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

10月16日の湘南バレエコンペティションのコンテンポラリー部門に1名出場しました!
自由作品と課題作品の2部門にエントリーしました。
というのもこのコンペティションのコンテンポラリー部門は・・・

コンテンポラリー部門は課題作品部門と自由作品部門の2つを擁する独自の構成です。コンテンポラリーダンサーを目指す方、クラシックダンサーを目指す方、双方にとって経験を積む場として相応しいコンペティションとする為、検討を重ねました。課題作品部門は新進気鋭の振付家、 坂田守・長谷川まいこ両氏の振付による3作品から選択することができます。詳しい解説映像をご用意していますので、コンテンポラリーコンクールが初めての方にも是非挑戦して頂きたいと思います。自由作品部門は小・中学生の2部門を新設し、より細やかな審査を行ってまいります。ワークショップ講師には、平山素子先生をお迎えいたします。世界的ダンサーからぜひ多くを学んでいただきたいと思います。そして今回、Ballet Franceご協力のもと、ベルギーを代表するコンテンポラリーダンスカンパニー 、ローザスの付属校PARTSへの短期留学賞が実現いたしました。
(以上コンペティションからの文抜粋)

というわけでコンテンポラリーダンサーを目指す彼女にとってとても日本に居ながらにしてしっかり学べてチャンスの可能性があるものと考えたうえでエントリーしました💪
自由作品は彼女の体の状態のことなどを考え、これまで踊っていた作品でエントリー、課題作品は3つの作品のうちから1つ選び、いつもとは雰囲気の違う作品。課題作品の練習では事前に配布された動画と解説の動画をにらめっこしながら、振付者が何を求めているかをくみ取りながら進めていきました。自分が振付をしていない分、とてもそこが難しく。。。まずは動画通りに動けることをしたうえで、彼女だからできることをプラスしていく進め方をしました。
最初は雰囲気がいつもと違うからどうなるかなと思ってましたが、なかなかこの雰囲気の作品も彼女に似合っている感触。ただ練習を進めていくと踊り方の癖がたくさん出てきて、自分の踊りたいようになる部分も多くなり・・・。この場に振付者がいたら実際に見ていいとか悪いとか指導が入るのですが、頼れるのはこの動画だけなので、求められたものに対応できる能力というのが今後カンパニーに入っても必要な能力の1つ・・・。その気持ちの修整が難しそうでしたが、2日前ぐらい?にやっとぐっと入りこんでくれていい作品に仕上がったと感じました😁

朝からワークショップを受講することもあり、夜に京都を出発し、湘南で一泊。結構冷えてきました!
でワークショップに!
image

このご時世なので密にならないように指導者はワークショップ見学不可でしたが、入り口ドアが開いていたので、ここでだったらいいですよーといわれたので、見学させてもらうことに。
この後審査が待っているということで、内容自体は激しめのものにしないということで始まったワークショップ。
ですが徐々に体の隅々に意識を向ける動かし方、この後の審査に向けてどのようなポイントで観ているか?などが随所に感じられました!また最初から動いてきたアンシェヌマンを組み合わせて1つの作品のようにし、レッスンの振り返りをしながら進めていくことで、動きやすい体に仕上がっていく様子が伝わってきました。

その後、課題作品の振付解説のレッスンが30分ありました。
こちらは指導者見学ありだったので、がっつり見学させてもらいました!
まず全員で動いてみたところ・・・。同じ動画を見てそれぞれが練習をしているにもかかわらず、やはり音の取り方や動きの質が全然違い・・・あれ?という感じ。
振付者の先生がどのように指摘されるのかをしっかりとチェックしていました。
こだわりがあるところ、この部分はダンサーの動きに任せているところなどが混在していて、なかなか大変(;^_^Aですが、直前に生で動きを確認してもらってポイントを教えてもらえることはとてもありがたかったです!

その後昼休憩をはさみ、まずは課題作品の審査!
先ほどの解説を十分に咀嚼して、場当たりします。
会場は前方も後方も半円状になっていて、客席も階段状にせりあがっていて天井が高く、とても雰囲気のある感じ。ですが、奥がそんなに深くないので前に行き過ぎると舞台から落ちそうな感じ(;^_^A
そして床がすべらない・・・。
でも、まぁこれはみんな条件一緒なのでここでやるしかない!
場当たり人数が少なかったので、まずまずしっかりと動くことができ、審査に。
きっかけありの作品なので袖から見守ります。。。
いつもより緊張感が伝わる踊りをしていました。踏ん張るところは踏ん張れていましたし、いい意味で作品の音楽と同じようにビブラートが効いている感じ。新しい動きの質感を手に入れた様子がよく伝わりました!
image


終わったらすぐに課題作品の方に。1時間後に場当たりが始まりますが、足の具合を見ながら用意を進め・・・。
場当たりに。
今度は人数が多く、先ほどのようにしっかりと体を動かし確認するのが難しかったです(;^_^A
が、ポイントをおさえ的確に適度に体を動かしいざ!
と思っていたのに、場当たり後すぐに出番だよと言っていたのに、あれあれどこかに行っていっちゃったー(;^_^A
きっかけ出しなので袖で待機していたのに待てど暮らせど現れず、スタッフの方にも心配され、探しに行くとゆっくり登場(;^_^A
出番だよーーーーというと、あれーーーーそんなにすぐだったのですか!?と慌てて支度。
間に合ってよかった・・・。というか本当は間に合っていないけれども、、、、。
バタバタしながらもスタンバイ。
そして、ゴー。
狭い舞台を駆け巡ります!
が、少し踏ん張りがきかないところ、まだ本調子じゃないので体が落ちてしまっているところ、そして滑らない床に悩まされたところなどなどが見受けられてしまいました。。。が、今の彼女の精一杯は袖からちゃんと確認できました。本当によく踊ったと思います。
お疲れ様!
image

踊り終わって、自分と同じカテゴリーの人の踊りを食い入るように画面で確認していました。今回YAGPがすぐにあるということでエントリーが多く、すぐに申し込みも締め切られている人気ぶりのコンペティションでしたからレベルも高く、今日本のコンテで何が求められどのようなものが評価されるか?を知ることができたと思います。

ただ全部観ていると帰りの電車に間に合わないので急いで支度して会場を後にして~、新横浜で帰りのお弁当とお土産を買って新幹線に飛び乗って帰ってきました!とてもとても濃い湘南の旅になりました!

結果が夜発表され課題作品でみらい賞をいただきました。
おめでとう🎉

彼女はこれからコンテンポラリーダンサーとして世界で活躍したいという夢があります。
私はその夢を応援したい。
ただその夢をつかむためにはつかませてあげるためにはどのように道を切り開いていけばいいか?

まだ日本ではコンテンポラリーダンスの歴史も浅く、クラシックバレエの世界でも必要だといわれていてもその指導の道筋に関してまだまだ足りないです。私で足りないところは外部の先生にも助けていただいて様々な動きや作品にふれ、表現者としての幅をみんなには備えてほしいと思っています。

また気になるのはバレエコンクールで踊られて評価を受けているコンテンポラリー作品の世界観と彼女の求めているダンスの質感が現在ちょっと差があります。その差を埋めるのか、差を理解しながら付き合っていくのか、はたまた別の道筋でアプローチしていくべきか?などのプランを今回のコンペティションを通じて考えさせられました。

もちろん差があるないにかかわらず、まだまだ安定した姿勢や重心移動、体の隅々までバラバラに操れるコントロール力など学ぶべきところはたくさんあるので、またクラシックバレエの基礎や動き、流れから彼女の動きもだいぶとしなやかになってきたので、この調子でしっかりと体作りをこなしながらチャンスが来た時につかめるようにサポートしてあげたいと思ってます。

さ!がんばろう!!



このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

10月10日に豊中市立文化芸術センター大ホールでBe on the stage!が開催され、うちから2名が参加させていただきました。
このイベント、告知されたのがおそらく1か月を切っている前ぐらい?
もともとマラーホフ先生のオーディションが行われる予定でしたが、この世界情勢で延期となり、ぽっかりと空いてしまった会場をそのままキャンセルされることなく、針山愛美先生が舞台を必要としている人たちのために急遽なイベントでも参加する人がいればということで立ち上げられたプロジェクトで、これはぜひ参加するべきというアンテナが働き、2名が手を挙げてくれました🙌

さて、Be on the stage!とは??
image
image

針山先生のワークショップあり、舞台発表有、カンパニーのリハーサルあり、カンパニー発表有、そして針山先生のご両親の演奏あり!(with針山先生も踊られたり)と舞台を目いっぱい使用して舞台でだからできることを存分に発揮されたイベントとなっておりました✨

生徒さん2名はこのうちのワークショップと舞台発表に参加させてもらいました。あとは客席で自由に鑑賞させてもらいました!
まずはジュニア部門のワークショップから参加でしたが、ワークショップのあとに舞台発表の時間が迫っていたので、楽屋入りしたらメイクをして・・・と段取りをしていましたが、この会場本当に素晴らしいところで、ものすごーくきれいで、またとても落ち着いている外観と内装・・・。
image
image
豊中市立文化芸術センターのホームページから写真お借りしました🙏

内装は木をふんだんに取り入れられているものの、和テイストonlyではなくシックで落ち着いている・・・。中ホールではピアノのコンクールが催されており、きっと音響や会場の壁もいい環境に違いない!とワクワクしておりました。

ジュニア1名の支度が終わって客席に移動すると・・・。
客席もとても素敵で、また舞台奥も客席の外壁と同じ木が組まれており、とても美しく、さらにすでに針山先生のご両親の演奏に合わせて軽く針山先生が踊られているというなんとも贅沢なひと時を味わい・・・。

で、ジュニアワークショップ!
1時間ちょっと?の時間でしたが、広い広い舞台の上で密になることもなくバーレッスンとセンターを針山先生に行ってもらいましたが、今回のテーマはいかに広い空間の中でどのように踊るか?でしたので、バーレッスン短め、センターでも大きく移動するもの多めという構成になっており、またバーでの指導プランも基本となるターンアウトだとか膝やつま先などのことはもちろんでしたがそれ以上に自分の周りの空間をどう使うか?にフォーカスされていて、before・afterで参加者の動きの質がどんどん良くなっていることを感じました。

もちろん健康維持のためにバレエをされる人もいらっしゃいますから、舞台が必要じゃないバレエを愛する人もいます。が、もともとバレエは舞台芸術であるので、トレーニングしていることすべてが舞台につながるようにすることはとても大切で、スタジオという小さな空間で練習するより、舞台でレッスンできるなんてほんとーーーーに贅沢な時間。さらにその指導を世界的なバレリーナであり、指導も長年されてこられている先生にしてもらえるなんて最高に贅沢・・・。思い出しただけであー贅沢😭
うちの1名はこのあとペザントを踊らせてもらう予定となっておりましたが、そのバリエーションにもたっくさん生かせるヒントをいただいていたので、ちょっと楽しみにしてました!

ジュニア発表では3分間の持ち時間をどのように使用してもよいということだったので、先に場当たりをさせてもらって、曲をかけて通して踊って、まだ残っている30秒をもう一回練習してと、節約主婦魂がこもった時間を過ごさせてもらいました( ̄▽ ̄)
ワークショップのあとでしたので、やはりパフォーマンスに関してはとてもよかったです。
ワークショップ中もしっかりと先生の指導を聞き、客席にいる私からのアイコンタクトのアドバイスをキャッチし((笑))よく頑張っていたと思います。なのでペザントにとても生きていました。
が、やはり広い広い舞台で踊り、後ろが黒背景だと(ワークショップの時はアップステージはピアノが置かれ針山先生のお母様がレッスンピアニストとして演奏してくださいました!が舞台発表の時は幕が降ろされて黒背景でした)ダンサーのシルエットがよーく浮かび上がる・・・・。JBCのコンクールでもおなじみですね・・・。本当によく目立つ・・・。よりこの部分を大切にレッスンしなきゃなと客観的に私も確認できたので、とてもとてもよい時間を過ごさせてもらいました!
image
image

次にカンパニーの発表が舞台であり、コンテやクラシックを鑑賞させてもらいました。中でも針山先生の白鳥のアダージオは鳥肌ものでしたね・・・・。踊り終わられてすぐにシニアワークショップへ。超人ですね・・・(;^_^A

さてうちからはもう1名がこのシニアワークショップに参加させてもらいました。
シニアワークショップの最年少ということでドキドキしておりましたが、お友達もいて安心しながら最前列でガンガン受けていました(;^_^A。ジュニアワークショップとは内容は違えど、フォーカスされている内容は同じなのでとても分かりやすく、またシニアで参加した生徒さんはどちらかというとこのフォーカスされている内容を深く掘り下げていくべきと思っていたので、大変ラッキー。針山先生の美しいデモも見ながら、また周りのお姉さま方の動きなども観察できるのですごく刺激になったと思います。
シニアワークショップの後は、なんとマラーホフ先生とオンラインでつないでメッセージのやり取り・・・。本来だったら来日しているはずだったのが来られず、また公演の予定も来年に延びたということ。でも、来年に向けて情熱はUPしているし、また現在も別の公演に取り組まれていてますます目が離せない世界的バレエの宝。来年は生でお会いできることをとても楽しみにしています!

本当に素晴らしい時間をありがとうございました🙏
この場をお借りして針山先生と豊中市立文化芸術センターのスタッフの皆様には深く感謝申し上げます!あ!あと針山先生のご両親もです!素晴らしい演奏はもちろん、とても楽しくお話をさせてもらって、世界的に活躍される美人三姉妹を育てる方法が何なのかの少しを感じ取ることができました!これを子育てに生かせるか・・・はさておき、ワークショップでの学びを生かした指導は必ずさせてもらいます(というかもうすでに次の日のレッスンメニューから取り入れています( ̄▽ ̄))

さぁみんなでまた次に向かってがんばろーーーー!!
image



このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

10月は毎年参加していた城陽市民文化祭も社会情勢で中止となり、スタジオでの舞台活動はないのですが、それぞれ自分たちの夢や目標に向かって走る月になってます。

発表会を終え、この5年間走り続けてきて、うちのスタジオのスタイルがどのようになってきているのか激動していることがよくわかります。その上社会全体の当たり前だったことが根底から揺るがされている今だからこそ、この社会情勢とうちのスタジオがどうつきあいたいか?どうしていくバレエスタジオなのか?を考えさせられてます。

ただ私はスタジオ開校してから変わらない信念として『やるからにはとことんやってほしい』ことがあります。そしてそれを求めます。生徒さんにも保護者さんにも。
なので熱量がすごく高いです( ̄ー ̄)
それは小さい子でも大人のクラスでもどのクラスでも一緒です。

特に大人クラスの皆さんはすごく頭がよく、自分がしっかりある聡明な女性たちだと感じています。スタジオに来た時にしっかりとレッスンを受ける。自分の時間を大切にする生き方。だから私は大人クラスのレッスンがすごく好きです。(あ、もちろんジュニアクラスも好きよ。特に受験生はすごくよく考えてレッスンしている姿が見られていいと思います!)やるときはやる、という気持ちをみんな忘れずにこれからも頑張ってほしいなと!目の前のこと、そして先のこと、せっかくの人生だから無駄にしないでイキイキと進んでほしいなと思います!(まぁ時には息抜きも必要。それも無駄に決してならない!)

10月は舞台がない人には基礎練習ばっちり期間として、次の舞台の際にはその成果が存分に出してもらえると思うと楽しみです!
やっぱり、基礎をおろそかにしている踊りは残念ながらきれいではないですからね。。。

また前置きが長くなりましたが、10月のスケジュールです♪

5日 アダージオクラス
10日 豊中ワークショップのため通常クラス休講→11日に振替
16日 湘南バレエコンペティション 1名出場 さぁがんばってーーーー!(休講)
18日 バレエ技能検定レッスンスタート! 基礎力を上げ、自分の基礎を見直すいい機会です!外部性も受け入れてます。詳しくはお問い合わせください。
22~25日 YAGP2021日本予選 5名出場 夢を現実につかもう~!!まっててねアメリカ( ̄▽ ̄)
26日 午前クラス休講
27日 コンテクラス
30・31日 5週目ですがレッスン有ります!

10月も手洗いうがい消毒マスクで体調整えて爆走します!
お問い合わせはできるだけメールを使用してお願いしますm(__)m電話がつながらない場合が多いのでご協力よろしくお願いいたします!

 
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

↑このページのトップヘ