12月25・26日と名古屋でJBCグランドチャンピオンシップスがあり、うちからは5名出場しました。
初2日間開催、2日間ともワークショップを多数開催ということでとても楽しみにしておりました( ̄▽ ̄)
まず25日初日から。
名古屋は京都から近いのであっという間🚄
無事会場入りをして、段取り開始。
トップバッターは中学生コンテ。
前回の大会で踊った私の作品ではなく、あえて自分で振付をさせてチャレンジしてもらいました。
JBCのコンクールは観察しているともちろん失敗は順位に影響はします、が、その後審査員特別賞などが選ばれているのはやはり可能性がある人たちが順位関係なく何か受賞されています。JBCのプログラムには振付者の名前も記載されますし、やはりこの若さでチャレンジしているということ、また彼女独特なものを他の出場者との違いを全面に出したかったところから決めました。もちろん丸投げではなく、アドバイスはしましたが、彼女の個性を殺さないように、またこの先の彼女の活動が大きくステップアップできるようにと思い。
が、なかなか振付も進まず・・・そしてまさかの体調不良からの入院😨
作品が出来上がったのはぎりぎりで、しかも体力が落ち、しっかり通して踊り切れた試しがない状態・・・。でも、やるしかない・・・。
いざ本番を迎え・・・。
うーん。やっぱり体力の限界をすごーく感じました・・・。
彼女の良さは枠からあふれんばかりのパワー(今回の作品ではその構成も入れていましたが、たぶん審査員の先生には伝わってないと思う・・・)、クラシックからきたコンテダンサーにはまだできないテクニカルなことができる(すごいことをするのだけど技しか目につかずスムーズなつながりがあまり感じられなかった・・・)、表現が豊か(演技?それとも本当に体力的にしんどいからくる表情!?に見えました・・・)等ですが、これらがことごとく裏目に出たというか・・・。
病気になってしまったことはもう仕方ないので、そこから大会の日までの調整がやっぱりうまくいかなかったのが敗因でしたね。
彼女はとても悔しがっていました。
それはとてもいいこと。
でも、悔しがったことを絶対忘れずに、今回踊り切れなかった原因が「病気になってしまったから仕方がなかった」とせずに、どうすれば自分の持ち味を生かし、本番を迎えられたのだろうか?を検討する力を身に着けてほしいと思います。
伸びしろはたくさんあります。それをどうしていきたいか?現状のままほっといても何も生まれません。これからの彼女のガッツに大いに期待してますよ( ̄ー ̄)ニヤリ
コンテワークショップでは大変目立っていたようですから、今度は舞台で踊って素晴らしかったという目立ち方していきたいね!受験を控えているのでまた大変な年を迎えますが、あなたならしっかりできると信じていますよ。がんばって!
次小学5年生エスメーズ。
JBCではこの年代までバレエシューズでの出場者が多いのですが、次のステップのことを考えてあえてトゥシューズでの参加としました。
2人とも緊張もせず、出番前は落ち着いてはいたものの・・・。
ピンクエスメさんは大失敗するし、グリーンエスメさんは出番前まで緊張していなかったのに、まさか舞台上で緊張して舞台の狭さと同じぐらい小さな踊りに😨
ピンクエスメさんは実はJBCグランドチャンピオンシップスとの相性が大変悪く(笑)なんとか今回は頑張ってほしいところでしたが、まだまだ小学生。トウシューズで踊るっていうのは本当に難しいもので、成長期を迎え背も伸び、体重も増加するとやはりまた違ってくるので、しっかりとていねいな基礎練をしていく必要があると、グリーンエスメさんだけでなく、舞台にでるみんなにはメンタルコントロールをもう少していねいに考える必要があるなと感じました。メンタルのせいでうまく踊れないって悲しいので・・・。
ではなぜ舞台で緊張するのか?しない人がいるのは何が違うのか?
ここをもう少し掘り下げて考えていく必要がありそうですね。
人は緊張します。でも、それをコントロールする力は絶対にトレーニングすればできます。
コンクール出場組とは今後特に話をしていこうと思いました( ̄▽ ̄)
またこの2人のワークショップ見学しましたが、ピンクエスメさんは友達を増やし、積極的なワークショップの受け方、グリーンエスメさんはだいぶ積極性は出てきたものの、やはりもう少し欲しいところ。前回のワークショップの話と同じですが、目に留まる子、教えてあげたくなる子、講師との壁を作らないことは大切かなと。また友達を作るとなぜ良いかというと、やっぱり知らない人の中で過ごすのはストレスになるものなので、普段の生活と同じような環境を整えることに知り合いを増やすのはとてもいいことだと私は思ってます。まぁこればかりは個人差があるのですが、1つの緊張をほぐすものにつながることかなと思いますよ。
初日の審査は終わり、みんなで食事に・・・。
会場の周り、食べ物屋さんが・・・ない。。。。
名古屋めしもしくはボーイリクエストの茶わん蒸し食べようと思っていたのに・・・。
がんばって歩いて中華屋さんに(笑)
でも、この中華屋さんの餃子、手作りでおいしかったです。
たくさん食べてエネルギーチャージしたので2日目がんばって!
2日目は小6トロワさん。
実は数日前から足首の調子が悪く・・・。前日も朝から診察を受けてきた状態で、ワークショップも受けられないかなと思ってましたが、1日目のワークショップ、足の痛みもなく大丈夫だったようで安心したものの、出番前にやっぱり足が・・・😨ここまで来てしまったので、最後安静にしてスプレーして出番を迎えました。
客席でドキドキしていましたが、すこーし足痛いかなと思いましたが、1度もポワントから落ちることもなく、丁寧に踊り切れていたと思います。
ホッとしました・・・。
ケガや故障しないのが一番いいことです。
でも、オーバーワークやそのあとのメンテナンス不足から疲労が蓄積し、自分では大丈夫だと思っていてもふとしたタイミングで故障が襲ってくるときがあります、残念ながら・・・。
その時どう対処していくか?体のことを知っていると予防することはできるし、起こった場合の適切な対処でその故障が大きなものにならずに済みます。
小学低学年のうちはまだまだ小さいですが、もう彼女は次中学生。親任せじゃなく、自分で考えていける力がつけられると思います。
また彼女もかなりガッツがある。
ケガしているのに踊るのがガッツがあるといっているわけではなく、困難からすぐに逃げ出さず、立ち向かっていく姿を何度も見てきました。この心の強さは本当に必要な力。
2020年はいよいよ中学生部門に突入しますが、自分を信じ、探求心をわすれず頑張ってほしいです!
最後は中2ボーイ。
初日に踊り終わってしまいたかったーとずーーーーーーーっといってました(;^_^A
グランドチャンピオンシップスの要綱が届いた時ぐらいから、何とも言えない緊張感が彼の中ではあり、その緊張とどう付き合っていけばいいか模索していた様子がよく見られました(笑)
昨年訳も分からず出場したこの大会。バレエ始めたてというのもあり、周りの上手いボーイズに圧倒されて、リハ室でも練習できず、小さくなって小さくなって過ごしていたのをよく覚えてます(笑)
本当はもう1人同い年ボーイと一緒に出場する予定でしたが、ベルリンから帰ってこれないので1人で出場することになり、出場するかどうか聞いたところ「1人でも出る」と。お、強くなったなぁ(そうなってくれないと困るけれど(笑))
1年前の彼から成長した姿が今回リハ室でもよく見られました。
もちろんうまい男の子たちはいっぱいいます。
でも、その中でも自分でしっかり練習してましたよ。
いい顔をわすれずに踊りたい!そう言ってましたが・・・
本番ではやっぱりまだ緊張が勝っていたかなぁ・・・。難しいね。
でも、自己分析をして次に向けて動いていく姿見られました。
最近身長も伸びてぐっと男性らしくなってきているので、丁寧に急がず練習して成長していけば、ほんといいダンサーになると思います。たぶんたくさんお仕事来ると思いますよ( ̄ー ̄)ニヤリ今から予約したい人は予約しておいてください(笑)
あ、ワークショップの受け方はまだまだでしたけれどね(;^_^A
でも、前よりはよくなってましたよ。
ワークショップは指導者は見学できるのですが、審査のほうに行くとどうしても全部確認することもできず、ちらちら見させてもらうことしかできず残念でした😨
また機会があればワークショップ見学したいものです・・・。
2日間の開催でしっかりワークショップもあり、とても充実したコンクールとなりました。
それぞれにいろんな課題を持ち帰っていると思います。
持ち帰るだけではなく、それをどうクリアしていくか?
そこが一番大切。
経験したことに無駄は1つもないです。
が、その経験がさらにいい経験にするためには、その後の動き次第かなと。
5人には大いに期待しています。
私自身もこの経験をもとにさらに邁進していきます!
JBCコンクールの関係者の皆様、本当にお世話になりました💛
結果は
小4・5年部門 第7位およびマイレン・トレウバエフ審査員特別賞いただきました。おめでとう!
初2日間開催、2日間ともワークショップを多数開催ということでとても楽しみにしておりました( ̄▽ ̄)
まず25日初日から。
名古屋は京都から近いのであっという間🚄
無事会場入りをして、段取り開始。
トップバッターは中学生コンテ。
前回の大会で踊った私の作品ではなく、あえて自分で振付をさせてチャレンジしてもらいました。
JBCのコンクールは観察しているともちろん失敗は順位に影響はします、が、その後審査員特別賞などが選ばれているのはやはり可能性がある人たちが順位関係なく何か受賞されています。JBCのプログラムには振付者の名前も記載されますし、やはりこの若さでチャレンジしているということ、また彼女独特なものを他の出場者との違いを全面に出したかったところから決めました。もちろん丸投げではなく、アドバイスはしましたが、彼女の個性を殺さないように、またこの先の彼女の活動が大きくステップアップできるようにと思い。
が、なかなか振付も進まず・・・そしてまさかの体調不良からの入院😨
作品が出来上がったのはぎりぎりで、しかも体力が落ち、しっかり通して踊り切れた試しがない状態・・・。でも、やるしかない・・・。
いざ本番を迎え・・・。
うーん。やっぱり体力の限界をすごーく感じました・・・。
彼女の良さは枠からあふれんばかりのパワー(今回の作品ではその構成も入れていましたが、たぶん審査員の先生には伝わってないと思う・・・)、クラシックからきたコンテダンサーにはまだできないテクニカルなことができる(すごいことをするのだけど技しか目につかずスムーズなつながりがあまり感じられなかった・・・)、表現が豊か(演技?それとも本当に体力的にしんどいからくる表情!?に見えました・・・)等ですが、これらがことごとく裏目に出たというか・・・。
病気になってしまったことはもう仕方ないので、そこから大会の日までの調整がやっぱりうまくいかなかったのが敗因でしたね。
彼女はとても悔しがっていました。
それはとてもいいこと。
でも、悔しがったことを絶対忘れずに、今回踊り切れなかった原因が「病気になってしまったから仕方がなかった」とせずに、どうすれば自分の持ち味を生かし、本番を迎えられたのだろうか?を検討する力を身に着けてほしいと思います。
伸びしろはたくさんあります。それをどうしていきたいか?現状のままほっといても何も生まれません。これからの彼女のガッツに大いに期待してますよ( ̄ー ̄)ニヤリ
コンテワークショップでは大変目立っていたようですから、今度は舞台で踊って素晴らしかったという目立ち方していきたいね!受験を控えているのでまた大変な年を迎えますが、あなたならしっかりできると信じていますよ。がんばって!
次小学5年生エスメーズ。
JBCではこの年代までバレエシューズでの出場者が多いのですが、次のステップのことを考えてあえてトゥシューズでの参加としました。
2人とも緊張もせず、出番前は落ち着いてはいたものの・・・。
ピンクエスメさんは大失敗するし、グリーンエスメさんは出番前まで緊張していなかったのに、まさか舞台上で緊張して舞台の狭さと同じぐらい小さな踊りに😨
ピンクエスメさんは実はJBCグランドチャンピオンシップスとの相性が大変悪く(笑)なんとか今回は頑張ってほしいところでしたが、まだまだ小学生。トウシューズで踊るっていうのは本当に難しいもので、成長期を迎え背も伸び、体重も増加するとやはりまた違ってくるので、しっかりとていねいな基礎練をしていく必要があると、グリーンエスメさんだけでなく、舞台にでるみんなにはメンタルコントロールをもう少していねいに考える必要があるなと感じました。メンタルのせいでうまく踊れないって悲しいので・・・。
ではなぜ舞台で緊張するのか?しない人がいるのは何が違うのか?
ここをもう少し掘り下げて考えていく必要がありそうですね。
人は緊張します。でも、それをコントロールする力は絶対にトレーニングすればできます。
コンクール出場組とは今後特に話をしていこうと思いました( ̄▽ ̄)
またこの2人のワークショップ見学しましたが、ピンクエスメさんは友達を増やし、積極的なワークショップの受け方、グリーンエスメさんはだいぶ積極性は出てきたものの、やはりもう少し欲しいところ。前回のワークショップの話と同じですが、目に留まる子、教えてあげたくなる子、講師との壁を作らないことは大切かなと。また友達を作るとなぜ良いかというと、やっぱり知らない人の中で過ごすのはストレスになるものなので、普段の生活と同じような環境を整えることに知り合いを増やすのはとてもいいことだと私は思ってます。まぁこればかりは個人差があるのですが、1つの緊張をほぐすものにつながることかなと思いますよ。
会場の周り、食べ物屋さんが・・・ない。。。。
名古屋めしもしくはボーイリクエストの茶わん蒸し食べようと思っていたのに・・・。
がんばって歩いて中華屋さんに(笑)
でも、この中華屋さんの餃子、手作りでおいしかったです。
たくさん食べてエネルギーチャージしたので2日目がんばって!
ん?1人誰かなー笑?お友達も一緒に🍽
実は数日前から足首の調子が悪く・・・。前日も朝から診察を受けてきた状態で、ワークショップも受けられないかなと思ってましたが、1日目のワークショップ、足の痛みもなく大丈夫だったようで安心したものの、出番前にやっぱり足が・・・😨ここまで来てしまったので、最後安静にしてスプレーして出番を迎えました。
客席でドキドキしていましたが、すこーし足痛いかなと思いましたが、1度もポワントから落ちることもなく、丁寧に踊り切れていたと思います。
ホッとしました・・・。
ケガや故障しないのが一番いいことです。
でも、オーバーワークやそのあとのメンテナンス不足から疲労が蓄積し、自分では大丈夫だと思っていてもふとしたタイミングで故障が襲ってくるときがあります、残念ながら・・・。
その時どう対処していくか?体のことを知っていると予防することはできるし、起こった場合の適切な対処でその故障が大きなものにならずに済みます。
小学低学年のうちはまだまだ小さいですが、もう彼女は次中学生。親任せじゃなく、自分で考えていける力がつけられると思います。
また彼女もかなりガッツがある。
ケガしているのに踊るのがガッツがあるといっているわけではなく、困難からすぐに逃げ出さず、立ち向かっていく姿を何度も見てきました。この心の強さは本当に必要な力。
2020年はいよいよ中学生部門に突入しますが、自分を信じ、探求心をわすれず頑張ってほしいです!
初日に踊り終わってしまいたかったーとずーーーーーーーっといってました(;^_^A
グランドチャンピオンシップスの要綱が届いた時ぐらいから、何とも言えない緊張感が彼の中ではあり、その緊張とどう付き合っていけばいいか模索していた様子がよく見られました(笑)
昨年訳も分からず出場したこの大会。バレエ始めたてというのもあり、周りの上手いボーイズに圧倒されて、リハ室でも練習できず、小さくなって小さくなって過ごしていたのをよく覚えてます(笑)
本当はもう1人同い年ボーイと一緒に出場する予定でしたが、ベルリンから帰ってこれないので1人で出場することになり、出場するかどうか聞いたところ「1人でも出る」と。お、強くなったなぁ(そうなってくれないと困るけれど(笑))
1年前の彼から成長した姿が今回リハ室でもよく見られました。
もちろんうまい男の子たちはいっぱいいます。
でも、その中でも自分でしっかり練習してましたよ。
いい顔をわすれずに踊りたい!そう言ってましたが・・・
本番ではやっぱりまだ緊張が勝っていたかなぁ・・・。難しいね。
でも、自己分析をして次に向けて動いていく姿見られました。
最近身長も伸びてぐっと男性らしくなってきているので、丁寧に急がず練習して成長していけば、ほんといいダンサーになると思います。たぶんたくさんお仕事来ると思いますよ( ̄ー ̄)ニヤリ今から予約したい人は予約しておいてください(笑)
あ、ワークショップの受け方はまだまだでしたけれどね(;^_^A
でも、前よりはよくなってましたよ。
また機会があればワークショップ見学したいものです・・・。
2日間の開催でしっかりワークショップもあり、とても充実したコンクールとなりました。
それぞれにいろんな課題を持ち帰っていると思います。
持ち帰るだけではなく、それをどうクリアしていくか?
そこが一番大切。
経験したことに無駄は1つもないです。
が、その経験がさらにいい経験にするためには、その後の動き次第かなと。
5人には大いに期待しています。
私自身もこの経験をもとにさらに邁進していきます!
JBCコンクールの関係者の皆様、本当にお世話になりました💛
結果は
小4・5年部門 第7位およびマイレン・トレウバエフ審査員特別賞いただきました。おめでとう!