京都 城陽市 久津川のバレエ教室 バレエスタジオ アッサンブレ

京都城陽市にあるバレエ教室のブログです♪ 日々のレッスンでの出来事などをお伝えしていきます^^

2019年08月

14日から3日間、カルッツ川崎で日本国際バレエフェスティバルコンクールが開催されました。うちからは5名エントリーし、初日は2人がクラシック一次のバリエーション審査を受けました!

最初は小6部門からスタートしているのですがうちにはいないのでまず客席でどんな感じか見てみると。。。
!!!!!レベル高いっっっ。
第一回目、関東、スカラ多数、などなど好条件だしそりゃ意識の高い人たちが集まりますね。。。こりゃ大変だーと思いながらも、もうここまできたら今持てる力を出すのみ、ということで、頑張ってアップ!!!!!

まずは中2オーロラ1幕さん。
ワークショップ中にワガノワの先生にバリエーションを見ていただいて、振りを少し変更してもらったり、ポイントをおさえて指導してもらったので、リハ室でその変更点などを見せてもらうと、なかなか良くなってました✨流石です。。。ワークショップ中、アクチョールやキャラクターダンスなど表現のレッスンを受けてきたせいか、普段の少し謙虚すぎるところからの殻を破ろうとする力が見えてきたような!?リハ室でも安定した軸がよく見えていたので、とても楽しみにして袖に入りました。
オーロラ1幕は最初からバランスの連続です。さぁどうなるか!?
、、、(^◇^;)
リハ室の通りにはいきませんでした。。。
が、習ってきたことが少し垣間見える場面も!!うんうん、進歩してる。
舞台ではやはりお客様に伝える力って大切なので、すごくいいものを持っているので、この調子でしっかり自分の殻を破って成長してもらいたいです^_^

次は高校生部門メドーラさん。
中学までは学年別だったのに、高校生は一括りにされて、なおハイレベル(^◇^;)でも、学んできたことを舞台で出すだけなので気合い入ってました!こちらもワガノワの先生にバリエーション見てもらえてたので、変化が見られました。流れるような動きに仕上がりつつありました。リハ室での気持ちの浮き沈みがまだ気にかかるところですが、これからメンタルコントロールはたくさん経験して学んで欲しいところ。表現が豊かな分、メンタルで踊りのキレが全然変わるのはダメですからね。前回のコンクールでは体調絶不調で自分の力を出し切れなかったので、今回は体調もちゃんと整えたし、いざ!
出だし、、、、。
!!!!!
シャッセして踏み込んだら滑って大転倒。。。(T_T)
会場中から、あーーーーー。と。
どうするか見ていたら、とにかく早く立ち上がって、ランベルセからフェッテに。しっかりと回りきりポーズ。
ただその後所々崩れてる部分が見え、最後のアラベスクから降りるところも本調子ではなく。。。
楽屋で大号泣。。。そりゃそうですね。
泣きたくなります。今日のためにレッスン頑張ってきて、ワガノワの先生たちに自分の持てる力を見てもらいたいと思ってきてますから。
でもこれが現実。バレエの神様はだいぶキツイ試練を彼女に突きつけてます。。。本当に舞台は何があるかわからない。そのわからないことが出来るだけ起こらないように、日々レッスンを重ね、経験を積み、舞台人として立派に成長していくのです。この大きな大きな経験が彼女にとって素晴らしい糧になると私は信じてます。
でも泣いていても仕方ない。
その後コンテのワークショップも続き、気持ちを入れ替えて頑張りました。
コンテワークショップ中に、中2オーロラ1幕さん、一次審査通過✨
このハイレベルでほんとよく頑張りました!!!!!次の日はレッスン審査。基礎、しっかり見てもらいましょうね。
コンテワークショップが終わっても、高校シニア部門はまだ結果出ず。。。
半ば諦めていましたが、、、。
な、な、なんとメドーラさん、一次審査通過✨
また泣きましたー(T_T)次の日目腫れるよ(^◇^;)
ほんと、よかったね。
さぁ次の日挽回しましょうね。
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うちでは踊り終わった後に写真とってるので、お気付きのようにメドーラさんはとてもじゃないけど写真を撮ることができず(^◇^;)また次回キラキラした顔で写真撮りましょうね^_^

ほかのメンバーはコンテワークショップや、ベルリンインターナショナルのワークショップなどこちらも休みなしで動いておりました!
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さぁ2日目は小4.小5チーム!頑張ろうっっっ💪



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13日は4名がそのまま川崎でスカラシップクラスを受講しました。10〜11時30分、12〜13時30分、14〜15時30分と時間が3ブロックにわけられ、その時間ごとに2つずつ海外のバレエ学校、バレエ団のスカラクラスが行われました。この日も会場は熱気でムンムンしていましたし、サポートする方々の姿はすごい熱心なものを感じました。中には3ブロックともクラスを受講する人もいて(結構大勢が)お昼抜きで頑張ってました。
うちは10時からのジョンクランコ、12時からのベルリンインターナショナル、14時からのワガノワおよびペルミ、ペリダンスセンター(コンテ)を4名がバラバラに入って受けていました。
受け終わってそれぞれの学校の特徴を感じていることを聞いたり、またこの手のスカラクラスは将来的に海外のバレエ学校、バレエ団に入りたいと思っている熱心な人たちが受けているのでクラスの雰囲気もなかなかピリピリした感じだった様子を聞くなどしました。
私は生徒さんたちの頑張りをただただ見守りお迎えをするだけでした。コンクールの現場より、本当にしてあげることがなく、ただただ待っているだけ。本当にこの日までにしっかりレッスンしてあげることが教師にできる唯一のことなのです。あとは。。。
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空き時間に先生方と、ピクチャープリーズっっっ!と撮ってもらいました😎サインもね😎😎
あと、この素晴らしいワークショップの前衛を長年奈良で続けてくださっていた方も来られていたので写真を撮らせてもらいました!!
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スタジオ開校当初の約5年前に初めてこちらのワークショップに参加させてもらい、世界のバレエを肌で感じ、バレエの世界がとてもとても広く深いことを私も生徒さんたちも学びました。ここからバレエスタジオアッサンブレの進撃!?が始まったと言っても過言ではありません。感謝しかありません😭今年も奈良でされると思ってましたが体調などの都合で新しい運営チームに引き継がれ、川崎でこうして開催されることになりました。主催の方の想いがしっかりとつながってさらに発展しているこのワークショップ。。。素晴らしいです。
あと、ピアニストさんたちとも写真撮ってもらいました^_^
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そして、、、
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もー、いつもファンキーなんだから❤️
でもこんなファンキーなピアニストさんもこの日は1日凄まじい人数のクラスの演奏で、会場から出てきた時魂が抜けていたところを無理やり現世に戻してきて!?写真撮ってもらいました笑
お二人とは奈良のワークショップの時からお世話になっていて、このワークショップは生演奏でレッスンが受けられます。コンテ以外だったかな?ピアニストさんの力も本当に生徒さんたちに力を貸してくれます。音楽のパワーってやっぱりすごいと思います。それを上手に使いこなせるダンサーになってほしいなーと。特にこのワークショップのアクチョールクラスも生演奏でレッスンすることも多かったはずなので、ピアニストさんのセンスってすっごく大切なんですよー。先生が求める音を表現する、その上ダンサーたちに力を与えられるような工夫。この世界も本当にすごいと思います。だからただ演奏するのではなく、魂込めて弾いてくださってるので、この日はスカラを目指す子達の力になってあげたい!という思いをずっと込めて弾いてくださっていたので本当にお疲れやったと思います🙏ありがとうございます🙏🙏🙏いつの日かうちのスタジオにもピアノを置いて、ピアニストさん呼ばないと〜。

残りの2人も別会場でワークショップを受けていました。せっかく関東に来たのでこちらでしかできない学びなどに積極的でとても嬉しかったです。
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なにやらイケメンと美人な方に学んだとのこと😎ふふふ。

4人はスカラクラス後、コンクール会場近くのホテルに移動しました🚃
ワークショップ中は食事もゆっくりとる暇なかったでしょうから、今夜ぐらいは、ね😎
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なんだこの緑色は笑?

さぁ今日からコンクール!!そして審査の合間を縫ってワークショップも続き、最終日のガラコンサートのリハもあります。
初めての経験が今日もたくさんあります。
たくさん学んでたくさん伸びましょう!!
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こんな感じ!?


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8月7日からうちから生徒さん6名が川崎市国際交流センターで開催されていた日本国際バレエフェスティバルのワークショップに参加しており、6日目の12日はその成果発表会がありました。
前日の8月6日から生徒さん6名は彼女たちだけで新幹線に乗り込み電車を乗り継いで、見知らぬ土地をてくてくと歩き現地入りしました。大人の力を借りることなく、突き進んでいく彼女たちはまずそれだけで成長してますね。
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バレエをしていくためだけじゃなくて、やっぱり人間としてたくましく生きていくスキルを学ぶことって大切だと思います。
もちろんただの放任は無責任ですが、過保護にしすぎて芽を出せなくなったり、芽が出た後でも誰かのサポートがなくては自立できないのでは支えがなくなった時やっていけませんからね。自転車の練習と同様、いけるな、と思った時、そっと手を離す勇気がサポートする側も必要ですねー。
まぁそんなこんなで彼女たちの冒険は無事終了、というか心配をよそに寄り道をして流行りのタピオカを飲みながら現地入りをするという余裕を見せつけながら無事到着。
そして、、、、IMG_5682
部屋に。。。
フェスティバル実行委員会およびホテルの取り計らいで6名が一室を使用して過ごせるようにしてもらいました。なんと有り難い✨

そしてレッスンがスタート。
朝から夜まで、クラシック、コンテ、キャラクター、アクチョール、個人バリエーションある人はバリエーションとバレエ学校の授業と同じように進められていきます。
このワークショップは昨年まで奈良でされていて、参加したことがあって本当にこちらのワークショップのお陰で私も生徒さんたちも成長した経緯があるので、とてもとても楽しみにしていました。川崎という遠方になったので、参加してくれる生徒さんがいるかな?と不安でしたがメンバーも増えて嬉しく思いましたね。生徒さんたちは年齢に合わせてクラス編成をされてバラバラに動いていきます。さぁうまく動いていけるか?こちらもドキドキでしたが毎日のレポートに安心と、彼女たちの成長を感じてました。
アンシェヌマンの組み方も違うから、途中気を緩めるポイントが全くないと思います。その緊張感の中で今の自分ができる最高のパフォーマンスをする経験はこうしたワークショップでたくさん学ぶことができ、技術と心の成長につながります。
技術と心ってどちらかだけ発達していてもダメで、やはり両方がバランスよくいる必要があるなと感じているので、たくさんの学びを生徒さんたちにはしてもらいたいと思ってます。
全員が全員こうした遠方に行けないと思っているので、私はみんながスタジオにいてもある程度できるように、ワークショップではできないスタジオだからできることを考えて指導したいと思ってます。

さてさて、話をワークショップに戻して。
3日目には観に行けませんでしたが中間の発表会も設けられていて4日目からジョンクランコのクラスも増設され、ワガノワだけでない世界を味わうことができてました。バレエ仲間もたくさんでき、彼女たちのバレエの世界がどんどん広がってきたようです。が、おっきな雷⚡️も落ちてましたがね😎分かる人には分かる。

さて、そして6日目の12日。
ホールは事前のチケット販売でも完売しているという満員御礼。みんなの期待が高まって、発表会スタート。
まずは各クラスのコンテから。
年齢に合わせて動きは違うのですが、最近うちでもコンテをスタートしているので、やってる子の動きは結構いい感じ✌️これも慣れもある程度必要だし、これからこれから。
コンテの面白さの1つにクラシックと違う重力の使い方だなーと。

次はクラシック。
ジョンクランコボーイズ、ガールズ、ワガノワの各クラスと見応えがありました。2つのスクールの違い(指導の何に重きを置いているか?など)を感じ、この年代はこれぐらいを求められているんだな、ということを再度勉強をさせてもらいながら、生徒さんたちに目を向けます。なるほどなるほど、客観的に見るとこの部分がよくなった、まだまだこの部分はレッスンが必要とよく見えてきました😎

次はアクチョール!話を聞くと、本当はもっと物語的なものもあったようなのですが時間の都合上でカットされてしまったそうで残念でしたが、このアクチョールは絶対に表現が弱い子たちには受けてもらいたい。。。
表現「力」というぐらいなので、力を持ち、力は訓練すれば習得できます。
が、この力って本当に育てるのが難しい。。。
もともと力がある子達はどんどん伸びていきやすいけれど、この力はバレエテクニックの方に目を向けられがちで、後回しにされることが多い。。。
でも、こうしてワガノワでは授業としてレッスンされているということから、やっぱり育てていく必要のある力なのです。
この専門的なレッスンがきっと生徒さんたちに響いて繋がってくれること期待してます!!

最後はキャラクターダンス。
うちでは通常クラスではやってません。
RADのgradeのレッスンではあります。
うちの生徒さんの中だけでなくやったことある子とやってないだろうなと思う子、キャラクターシューズの扱い方が違いましたね😎
でもこのキャラクターダンス、やっぱりステキ。。。。足さばきももちろんですが、各国の音楽の違い、ポールドブラの違い、目線の違い。。。見ていてアクチョールよりは表現力をあげるのに取り組みやすそうだし(キャラクターダンスは難しいですよ!)あーレッスンで取り入れたいなぁ。。。

満員御礼の会場は熱気ムンムンでした!!
よく頑張った6名!!この学びをしっかり繋げてくださいね^_^
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修了後、6人の部屋を覗きましたが、、、(^◇^;)
チェックアウトまでになんとかなるのかしら(^◇^;)
今日はスカラクラス。まだまだ川崎での夏は続きます!!


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夏のコンクール前半戦最後のNAMUE京都の決選日を迎えました。
昨日と違って朝一で入りになり、すぐに場当たり、本番となるので前半部門のグリーンエスメさんには先にスタジオでアップしてから会場入りしてもらいました。
たくさんアップしてうまく踊れる子とアップしすぎて疲れる子がいます。本番の時に自分が一番いい状態に持っていくことが舞台にでるからには必要な調整能力だと感じます。
昨日の教訓から楽屋には1人をのぞいて!?迷子になることもなくスムーズに移動し、準備開始。
グリーンエスメさんは最後の最後で振りを変え落ち着いて踊り切れるようにしました。
以前の彼女なら昨日の失敗から焦りの顔が出ていましたが、この日はとても落ち着いていて成長した感じをみました。なので、振りを変えることもきちんと飲み込めて、私の話を落とし込んで聞き入れられていました。いいオーラがでてました。
出番を迎え、しっかりと踊りきれてました。予選のようなことはなく(笑)きちんとルベランスまでエスメになり切って袖に入ってくれました。
次はオーロラ第3幕さん。逆にこちらは昨日のミスをちょっと引きずっているよう。リハ室でピケの調整をしながらもなんとなく緊張が勝っているような。。。
出番を迎え出方はまずまずいつも通り。後半の斜めに進むところのバランスから少しずつ焦りの感じが出てきてラストに向かうアラベスクの軸足に力が伝わり切らず、なんとなくがくがくした感じに・・・。最後のピケはやはり気持ちが負けてしまってました。。。もちろんダブルを回ったから得点が高いとかそういうスポーツではないので、たとえシングルでもオーロラ姫になり切って、バレエが求めるものをきちんと表現できていればいいのですが、心の迷いが見える踊りでしたね。難しい踊りなのでたった2分の中で自分ではなくオーロラとしてい続けられるか?が大切なこと。まだ夏のコンクールはエントリー続いているので次に向かってやってほしいです。
最後はピンクエスメさん。
昨日よりももっといい踊りを見せるといっていた直前にまさかの腹痛。もしや移った!?という感じになってました・・・。とにかくやり切ると蒼い顔して出番を迎えてましたが、この子も根性あり。出てきたら本当におなか痛い子か?という感じで踊ってました。昨日うまくできなかったところをすべてクリアし、今持てる力はきちんと出たと思います。入ってくるなり顔面蒼白でしたが・・・。
が、この人の腹痛は空腹によるもの?緊張?からくるもので、結局回復してくれてホッとしました。
次中学生部門。
まずはアレキくん。
さぁ昨日激を飛ばされたことをちゃんと理解できているのか?と見守ってましたが、やっぱり出番前までちょっと理解できていない様子だったので呼び出してもう一度気合を入れなおしました。先生は教えてくれないといってましたが、聞く耳持たない人には教えても無駄だということを言うと、ちゃんと聞くのでアドバイスくださいといい、プリエの甘さを指摘しました。やるべき時に力を発揮して結果を出すことが今の彼にとって必要なことです。1年知らない土地でレッスンを積み結果どうなって帰ってきたか?行かせてもらえたことをしっかりと発表しないと、行かせてくださった方々へのお返しもできないし、これから彼の背中を見て成長していくバレエボーイズたちへのエールにもならない。最初は自分のためだけに踊ることからスタートしたとしても、今の彼のポジションは自分のことだけを考えて踊るのではなく、自分のことを見てくださる人たちのために踊ることを要求されてます。そのためにどう出番まで過ごすか?通常レッスンの仕方から舞台直前までの過ごし方もとても大切です。それを肝に銘じさせていざ出陣。
気合入れなおしてくれました。ザンレールの着地は少し乱れたものの、持ち直し、ピルエットのコンビネーションはきちんと決めてくれました。最後のピルエットまで役になり切って踊れたと思いますよ。この踊りを前日・前々日も見たかったんですけどね。。。そしてもう一息ザンレールの練習、ピルエットのプレパレーションの癖と向き合って直すこと。素直にがんばれ!
エトワールさんは昨日最後のアンデダンをあきらめてしまっていたので、今日こそ練習通りに回りたいと心に決めてきてくれてました。出だしはまずまず落ち着いていましたが、斜めのアチチュードターン。ここは必ず自分が好きなところに足をつくのではなく、もう場所が決まっているのだからそこに突き刺すこと、と言っていたけれど、やはり1回目は癖で右に外して軸が取れず、袖でこっちだーーーーー!!!といっていたのが聞こえたかどうかはわからないけれど2回目はきちんとできていました。私はその時袖を移動中足場にくるぶしを強打し痛いのなんの(;^_^Aさて問題の最後のアンデダン。1回目、きれいに決まったにも関わらず、心がふわついているのが足に伝わってきてました。2回目3回目とやはり落ち着きがなくなり・・・。最後は痛恨のルベランス忘れ(;^_^A気持ちの落ち着きがないのがばれてしまいましたね。。。
オーロラ第3さんもエトワールさんもすごくいいもの持っているんですよ。
あとはどんな時でも平常心で心の強さを軸足に伝えることができるトレーニングをしないと、やはり輝きを失ってしまいます。
各コンクールによってすこーしずつ審査で重きを置いているところが違います。私が思うにNAMUEは舞台人としてのパフォーマンス能力の高さを求めているところがあるなと。舞台照明もきちんと当ててくれているし、舞台として成立しているか?を経験豊かな審査員の先生方が見てくださってます。だから心の迷いはやはり手に取るように見えてしまいますから、パフォーマンス力が低下します。
さぁどうすればいいか?それは・・・。企業秘密(というかもう答えは書いてありますが)
中学生最後はキトリの友人さん。
念願の予選通過から、やはり欲が出てきますね。しっかりとミスなく踊り上を目指すこと!!!
それでいいんです。やっぱりそうこなくっちゃ。
リハ室でも入念に練習し、いざ初決選の舞台に。
落ち着いて踊れてましたが、やはりピケのところを緊張して回れなかったりしましたね。最後はきちんと決めてくれていました。
出来なかったことの悔しさもあったでしょうが、なぜできなかったのか?こちらも心の弱さが踊りに出たと思いますし、彼女の場合はそれを支える脚力がまだまだ不足しています。
心が弱くなっても、脚が強ければサポートできますが、心が弱くなると足の力がいつもよりも弱くなります。そうなったときに踊り切れない。もちろん心を常に平常にしておくことも大切ですが、人間だから心がぐらつくときだってあります。それを助けてくれる確かなバレエテクニックが踊りを完成に導いてくれます。
だから普段の練習がとても大切。
舞台で上手に踊りたかったら、普段の練習でバレエテクニックを磨くこと。
これがわかるようになったのは私も大きくなってからなんだけど・・・。だからみんなが舞台やコンクールで踊りたいという気持ちはとても分かるけれど、早くそれに気が付いて自己満足な普段の練習ではなくて、本当に自分のウィークポイントに向き合って一から素直に体を作りなおす気持ちでやってくれたらなと思います。
最後に高校部門メドーラさん。
昨日に引き続き、まったく回復しない体調・・・。少しは前日より治ってきた感じとのことですが、それでも気力を振り絞らないと動けない感じ・・・。なので昨日同様眠りながらメイクをして支度をして場当たりをして出番を待ちます。動かない体、お腹に力が入らない体にいらいらしながら、昨日できなかったことを何とかやり切りたい、そういう強い気持ちが彼女の身体を奮い立たせてました。そして出番。見事に踊り切れたと思います。涙が出ました。本人もいろんな感情が沸き上がって泣いてました。本来なら自分の力を発揮して踊り切りたかったのでしょうが、振り返っても仕方ありません。この夏彼女はこれから怒涛の日々を送る予定なので、しっかりと体調管理を怠らずに頑張ってほしいです!
チームアッサンブレの戦いは終わり、あとは表彰式を迎えました。
結果。
小学生高学年部門第1位+リゾートトラスト賞(ピンクエスメ)&7位(グリーンエスメ)
中学生部門第1位(アレキ)+モスクワ国立舞踊アカデミー(ボリショイバレエアカデミー)入学権利およびノヴォシビスク国立バレエ学校留学権利
おめでとう。
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よくがんばりました。
うれしかったもの、悔しかったもの、それぞれの思いがいっぱい詰まったコンクールとなりました。
これがゴールではなく、ここからが勝負。
前を向いてこれからも突き進んでいこう!!!!
長丁場お疲れさまでした!!!
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明日から気合入れて行くわよー🏃‍♂️


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7月30日、スタジオでは初めてコンクールの掛け持ちという離れ業に挑みました(;^_^A
というのも同日に同じ京都市内でコンクールが開催され、参加希望の生徒さんがそれぞれのコンクールに思い入れがあるため、私が引率できない可能性があると理解の上でエントリーしていました。
2つのコンクールからそれぞれ当日のスケジュールが送られてきて、1人だけ確実に引率できないことになりましたが、あとは頑張ればこなせそうということで分単位のスケジュールを組み挑みました!!!

まずは稲盛ホールであるJBC京都から!
小4中2男子部門フランツくん。
8時10分受付、9時場当たり9時20分出番というもう全然会場で体動かす時間ないやん・・・というスケジュールなので、当然受付までにメイクを施しある程度の準備を段取りよくしておかないと、なのにもかかわらず、待ち合わせ時間よりボーイ10分も遅刻・・・。先生激怒!!!!!遅刻はもちろんしてはいけないですが、どうしようもないときも人間生きていたらあるので通常レッスンでの遅刻は自分たちのケガにだけ気を付けてくれたら全然問題はありません。が、この日ばかりはコラコラコラですよ。
ひっさひぶりに、バカタレーーーーー!!!!!と波平さんばりに怒りました(;^_^A
それまでヘラヘラしていたボーイの顔も引き締まり、ちゃんとやらないと先生に怒られる・・・ということに気が付くという・・・。
このコンクールは上位10位以内に入ると年末のグランドチャンピオンシップスの参加権利がもらえるので、彼はそれを狙って今日の日まで頑張ってきていたはずなのに、そんなふわふわしていた気持ちじゃ無理だよという先生の激。
彼は表面では平和主義・楽観主義を装い、そんな悔しいとか思ってないよ、的なことを普段は言っていますが、心の奥底では熱いものを持っているのを知っているので、やっぱりなんとかしてあげたい。それにバレエの道に興味があるといっているので、男性として活動していくならば、やはりいろんな現場に行きお仕事をさせてもらうときに遅刻は厳禁だし、行く先々で評判のいい男性として評価してもらえるように、もう中学生なので保護者の人任せじゃなくて、自分で考えて自分で行動しないといけない年ごろだから、踊る前にも関わらず厳しくしました。
最近私のメイクスピードも上がってきているので、ぱっと仕上げて受付に!!!!
そして着替えてリハ室いって、確認して、すぐ場当たり!!!
場所を確認したらもう一度リハ室いって5分ぐらい確認したら、すぐ出番(;^_^A
祈るような気持ちで客席から鑑賞・・・。
出だし場所がうまく取れず???という感じでしたが、それ以外はなんとか今持ってる自分の力は出せたかな。
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得点は3位。
でも、このコンクール該当者なしということもあるので、結果が発表されるまでなんとも言えずドキドキします。
が、ドキドキしてじっと待つ暇はなく、この会場を後にする時間ぎりぎりまで会場外で中2・3女子部門のオーロラ1幕さんのメイクをしたり、次の会場のコンクール参加者のメイクをして結果が出るのを待ちましたが、タイムアップ。
オーロラ第1幕さんのママにバトンタッチして会場を後にしました・・・。

で、続きましてロームシアター京都で行われるNAMUE京都予選へ。
お昼すぎ受付開始なので、それまでに到着し小学高学年部門オーロラ第3幕さんのメイクをし受付時間を待ちます。
その時JBCフランツくん、3位入賞のお知らせ!!!よかった・・・。
激飛ばしといてよかった(笑)
表彰式で拍手してあげられずごめんよ!!!
いいお知らせのあとに悪いことが・・・。
会場に高校部門のメドーラさんが合流してきましたが、顔面蒼白。
腹痛と吐き気に見舞われているとのこと。
連日の疲れが出たか?変なもの食べたか?
でも、棄権は絶対したくない、ということなのでとりあえず出番まで楽屋で休んでおく体勢に・・・。
そんなこんなで受付が始まり、楽屋に流れていきました。
が、この会場迷路のようになっていて、迷う迷う。。。2年前1度来たぐらいなのであまり覚えておらず迷う迷う・・・(;^_^A無駄な体力を消耗しまくりました。
さっさと支度をしていざ出陣。
まずは小学校高学年部門オーロラ第3幕さんから。
彼女の持ち味は上品さ、丁寧さ。
舞台に上がってくるときにぱっと舞台上が華やかになります。
序盤も丁寧に踊れていたし、先日のミルキーウェイでの踊りから気を付けておいてほしいことをしっかりやってくれていました。最後にかけてちょっとずつ粗が出て、最後のピケダブルで軸を見失っていましたが、なんとか踊り切ってくれていました。
NAMUEも予選時は点数がバンっとでてドキドキしますね。
まずまずの点数かな?
次はピンクエスメさん。
昨日のPBKで彼女は悔しがっていたので気合が入りますが、昨日頑張りすぎて足が筋肉痛だという事態・・・。おいおい。。。ピルエットの降り方などとても安定してよかったのですが、脚がつかれているのが最後のバロネでもろに出ていましたね・・・(;^_^A体重が軽いし、脚が強いから立てているけれど・・・。ギリギリ持ちこたえてフィニッシュ。
ですが、高学年部門で1位通過の得点とのこと。ありがたやありがたや。
本人、この出来でこの点なら、明日は絶対もっと頑張ると足をさすさすしながら言ってました(;^_^A
次はグリーンエスメさん。
ピンクエスメさんとはまた違う魅力のあるエスメになってきました。
同じスタジオで同じ演目を踊るのはなかなか刺激的ですが、コンクールに行けば同じ演目を必ず見かけますし、同じ演目でもしっかりと自分のものにできることがダンサーとして必要なこととして2人には頑張ってもらってきました。どんどん良くなってきてます。彼女の場合は小柄で切れのある踊り方、また目が大きいこともストロングポイントなので、その目力を生かすことも大切なこと。
登場もしっかりできていて序盤はいい感じでしたが、ちょっと焦りだしてきた踊り方になってきて、一体最後のポーズは何をしてくれたのだろうか・・・という袖でみていてもう苦笑いしかないという状態。。。踊り終わって、あちゃーっとしていたのですが、いつもならここからの落胆や焦り、不安な気持ちの方が前面に出てきてましたが、明日頑張ればいいという感じに心が成長しているのが感じられたので、ちょっと見守ろうと。
無事3人とも予選通過!おめでとう。
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続いて中学生部門エトワールさん
彼女の落ち着いた良さがでる演目を選択しましたが、あとはどうコンクールに向けて取り組んでいくのか見守ってきました。うちではバリエーションレッスンを重視してませんから、通常レッスンの後見てほしい人は自分から希望してやってもらってます。だって、コンクールに出るのは私じゃなくて生徒さんだから。自分で考えて自分で動くことがアッサンブレ流。踊ったものに対してのコメントはしますし、指摘しなきゃいけないところは指摘します。が、最終的に自分で落とし込まないとだめだし、こちらの熱量と受け手の熱量が同じじゃないとどちらかが負けてしまいます。彼女は真面目にコツコツするタイプだけれど、まだ私に対して遠慮しているのかな?そんな練習の仕方に見受けられました。この演目はとても長いバリエーションです。テクニック的にはバランスとターンをしっかりすること。そのうえで気品のある表現をすること。テクニックが安定しないと表現まで持ってくることができません。テクニックの安定にはやはり基礎と体つくり。そして何度も音をかけて音に乗って踊ること。バレエは音楽に合わせて、音楽を自分の身体で表現するようにしないとダメですね。バリエーションスタート時よりはだいぶと表現もできてきたのだけれど、やはりテクニックのところになると表情がきえたり、テクニックがうまくいくかな?どうかな?という気持ちが踊りに表れてきてました。パキータという作品でのエトワールのポジションはあの女性群舞・ソリストたちを従えて君臨する女性ですから、何事にも動じないことが次に生かせたら・・・と思いました。
次はアレキくん。
昨日のPBKでうまくいかなかったところをちゃんと修正すべきでしたが、リハ室で知り合いを見つけるとそちらに流れ、ほぼリラックスムード。もちろん出番前にリラックスしたりするのはいいことです。でも、緊張の糸を切らせるリラックスはNGです。予選とはいえ審査員の先生方、お客様の前で踊るダンサーとしてちょっと十分な準備ができていたのかな?と感じていました。やはり、舞台でもそのような踊り方。それを良しとするような態度では絶対に伸びません。喝!!!!!!!を入れたら、踊り終わった後に、練習してきます・・・と反省。
最後はキトリの友人さん。
彼女は今年の3月のNAMUE大阪に初コンクールエントリー。それまでコンクールに出たいといっていながら、課題にクリアできていなかったので、本当に出たいならもっとできるんじゃないの?という厳しい条件を突き付けて、やっとエントリーできたものの予選敗退の結果。とてもとても悔しい思いをしたと思います。でも、それまで私がなぜエントリーもさせてあげられなかったのか?もその時気が付いてくれたと思います。コンクールという舞台は厳しい現実が待っていて、それを乗り越えられる人しかエントリーすべきじゃないし、そこに向かって生半可な気持ちで取り組むのではだめだということ。小学生から中学生に進級し、さらにレベルが上がるので3月からこの日まで彼女なりに頑張ってきてくれていました。中学生活も頑張りたい彼女は部活動にも所属して二足の草鞋。疲れていても一生懸命頑張ってくれていました。予選の出来は、ミスもありけして満足いくものではなかったですが、基礎力が少しずつ上がってくれているので、評価に反映されていました。
結果無事3名通過!!!
特にキトリの友人さんは目標達成のためとてもとてもうれしかった!!!!
決選ではみないい踊りができるように・・・
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最後は高校部門メドーラさん。
朝から体調を崩し、ずっと楽屋で寝ていましたが、全く回復せず。
何も食べられず、フラフラの状態なので、もう棄権したほうが、といってもそこだけは嫌だという。。。
とりあえず眠った状態のままメイクをしてよろよろと衣装を着けて、少しだけアップをして、場当たりも体が冷えているので上着を着たままほぼ動かず。。。
前日はリハ室でも動き回って汗かきすぎてつけまつげがつかない状態だったのが、汗一つかかずもうろうとした状態に一転していて・・・。
いつもなら客席でみてどうだったかコメントを求める彼女も、袖にいといて、と大変弱気で・・・・。
とにかくなんとか無事踊り切れるように祈り、本番。
もうろうとしていた表情を入れ直し、根性絞り出して踊りだしてくれました。やはりフェッテは乱れましたがそこからこらえて最後のグランパデシャ・・・。やはりおなかにも力がなく踏ん張れないからあまり飛べず、そして最後のピケもかなり乱れましたが、最後アラベスクしっかり止まれてフィニッシュ。袖にはけるまで崩さず、そこから血の気がさーっとひいてまた力尽き・・・。根性だけでよく踊り切りました・・・。
無事予選通過しました。決選日には回復してますように・・・。
写真なんか写せなかったです🙏

その間JBC京都では中2・3年女子部門オーロラ第1幕さんの出番があり、ミスなくまずまず踊れたという報告が入りました。10位入賞は逃しましたがさきほどJBCの結果発表で陳建国先生および針山愛美先生審査員特別賞をいただくことができました。ありがとうございます。また後日本人からコンクールのレポートを聞いて次につなげられたらと思います。
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長い長い一日が終了・・・。朝から晩までドラマティックでしたが、なんとか乗り切ることができました。決選では無事みんなが持てる力を発揮できるように祈って・・・。
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