京都 城陽市 久津川のバレエ教室 バレエスタジオ アッサンブレ

京都城陽市にあるバレエ教室のブログです♪ 日々のレッスンでの出来事などをお伝えしていきます^^

2019年06月

6月はたくさん学んでたくさんの経験できた月でした。
ヴィクトワールバレエコンペティション大阪、初のアダージオクラス、バレエ技能検定、そして針山愛美先生スペシャルWS・・・・✨

さぁその学びを7月以降どう生かしていけるか?私にとっても生徒さんたちにとっても正念場なのでは!?などと感じております。


さて、7月のスケジュールです。
6日土曜 城陽市民文化祭会議のためレッスン時間変更
22日月曜 初コンテンポラリークラス(レッスン時間変更)
28日日曜 ミルキーウェイダンスフェスティバル(バリエーション発表会)7名出演
以降5週目のため通常レッスンお休み
29日月曜 PBKバレエコンクール(5名出場)
30日火曜 JBC京都
30・31日 NAMUE京都

!!!!!!
7月も学びがたくさん!!!!

そして10月の城陽市民文化祭に向けて始動していきます。
出演希望のメンバーが一番輝き、この舞台の経験で上達でき、そしてそれを発表し、それを見たお客様方がバレエって素敵!バレエスタジオアッサンブレっていいやん♪って思ってもらえるものを現在考え中。
すでに4作品ほど候補をあげ、それぞれの音編集をし、その中から1つチョイスしていたにもかかわらず、やはり違う・・・と思い変更するということを繰り返し・・・・。
すべては上記のため。
絶対成功させる強い思いでおります。
今年は発表会もしませんので、キッズ・ジュニアクラスはこの文化祭と来年3月の舞台が発表会代わりとなるので通常レッスンにも練習時間を少し取り入れていくので出演できない人はレッスン時間が短縮される場合があります(それでも通常レッスンの大切さを感じているのであまり影響が出ない時もありますが(;^_^A)ただ特に小さいクラスにとっては振付を覚えることに時間がかかるので、通常レッスン時間の中で行っていきます。そこで振付が開始されるとレッスンできなくなるので、今いる生徒さんだけでレッスンを行う予定でおりますので、入会をお待ちいただく場合がありますことをご了承ください。入会を検討されている方はお早めにご連絡ください。クラスやレベルによっては入会できる場合もありますので、まずはお問い合わせくださいね。

そして初コンテクラスも。
最近コンテに挑戦していますが、私自身がしっかりとコンテを長年学んできたわけではないので、やはり餅は餅屋に、ということで先生をお呼びしております。また私にとっても生徒さんたちを客観的にみられる機会というのは、自分の指導にとっても大変生きてくる価値のあるものです。

指導は必ずブラッシュアップしていかないと錆びていきます。
たとえクラシックといえども、守るべき伝統は守り、時代にあわせて変化していく対応力は必要だと思っています。
うちでしか味わえないバレエの世界を生徒さんたちに提供したいと日々考えてます。
お客様がバレエに求められているものが十人十色なように、バレエをしたいなと思う人がバレエ教室に求められることも十人十色でいいと思います。
なので、うちでしかできないこと、うちにはできないこと(さらっと練習したりさらっと指導されるとか(笑)、オフの時にも規律正しいとか(;^_^A))、がありますから、必ずたとえうちのHPやSNSでご覧になって入会を希望されたいと思われても、一度スタジオに来て肌で感じてから熟考して入会してくださいね。

バレエは長くしないと身につかないものです。
なので長いお付き合いになりますから、ぜひともよーく考えてたくさんあるバレエ教室を見てから、どこでどう学びたいか?を家族で話し合ってから決めてくださいませ。
うちはウェルカムです(^▽^)/

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昨日は本当に夢のような時間を過ごしました・・・。
あーいまだに興奮冷めやらぬ・・・。
なななんと、うちのスタジオに世界で活躍されている針山愛美先生がお越しくださり、生徒たちのためにワークショップ(WS)そしてバリエーション(Va)まで見てもらえるという機会を得ました・・・、あぁ感動。

事の始まりは約1年前。
うちのスタジオのボーイがJBCバレエコンクールで針山愛美先生審査員特別賞をいただき、ベルリン短期WSに連れていっていただき、なぜかそこでベルリン国立バレエ学校に入学させてもらうことになり(いまだに信じられない(;^_^A)、その後もうお世話になりっぱなしで、というかほぼほぼ針山先生にお任せしているという状態ですが、そのご縁でやり取りをさせていただいた中で、いつかうちの生徒さんたちに針山先生にご指導してもらえたらなぁといってみたところ、いいですよ~と✨快諾。

!!!!!!!!!
感無量・・・。

ド厚かましくもスケジューリングさせていただき、昨日念願かなった、というわけです💛

さて、WSの内容ですが、それはそれは素晴らしい美しいデモが見られ、そしてエネルギッシュ。
ポイントをおさえ、生徒さんたちの弱点を次々と指摘してもらいました。

先日のアダージオクラスも客観的に生徒さんたちがレッスンを受ける様子を見ていて、改善すべきところなどがわかり、アダージオクラスを受けた生徒さんたちはまずまずでしたが、やはり少し下の学年になると、先生の指導中に自分の世界に入ってしまう(先生の指導が聴きとれなくなる)、指摘されたときに困った顔をする(まずは理解しようとすることを先生に伝えないと、あ、これ以上言ったらへこんじゃうかな?じゃあもうこれぐらいにしよう、と思われる)が見受けられました。

もちろんはじめてこのような素晴らしい先生のレッスンを受けることになり、戸惑いもあったでしょうが、普段のレッスンからそういった癖は直しておかないと、せっかくの上達のチャンスを失ってしまうことにつながりかねません。もちろん中にはできている子たちもいます。WS受け慣れるとできるのではなく、他に行かなくてもそれは普段からレッスンでできることなので、頑張ってほしいですね。

どんな時も目が輝いている子はやはり技術ももちろん必要ですが、見ていてとても気持ちがいいし、舞台で踊る際お客様だって同じように感じるはず。内側から出てくるエネルギーがお客様の心を震わせる、その練習をレッスンでもしてくれたら、と思いました。
もちろんお客様もいろいろなタイプがいます。人間ですからね。でも、私が求めるものはお客様の心を震わせるそういうバレエであり、舞台芸術かと。

また技術面の全体的なウィークポイントもレッスンを見ていて感じました(それは企業秘密(笑)。
生徒さんたちのレッスンの様子や指導される内容を見ていると、ほんと普段のレッスンで言われていることが多いこと多いこと。だけど、他の先生にも指摘されるということはそこがやはりまだ改善されていないということ。そこをいかに早く改善すべきか?は生徒さんたちにとっても指導する私にとってもまだまだレッスンの受け方や、私の指導の甘さを突き付けられましね😨

1時間半を予定していたクラスレッスンでしたが、延長延長でたくさん見てもらい、その後Vaレッスンに・・・。
こちらもド厚かましくも1人ずつたっぷり見てもらいましたm(_ _)m
丁寧さに欠けているところがだいぶ指摘されてました・・・。目を背けずにいかないと(;^_^A
そしてどうしたらもっと改善するのかな?と思っていた箇所のヒントが多々見受けられました。
針山先生さすがです✨(当たり前ですが(;^_^A)
どの子もどの子も本当に丁寧にご指導いただき、気が付いたら1時間以上オーバー・・・。
ド厚かましいにもほどがある状態でしたが、本当に感謝感謝( ;∀;)
写真も撮らせてもらいました
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あれ?うちの生徒さんじゃない生徒さんが1人混じっている😀???
この日実はうちのベルリンボーイと同じ時に針山先生にお世話になっている姫にも所属先の先生に許可をいただき、参加してもらいました。まぁこちらも動きの素晴らしいこと・・・。以前より少しお姉さんになった姫に感動しました。私の中で素敵なダンサーになったなという指標は背中の筋肉の美しさと見ていて、姫は前にも増して背中のラインが素敵でしたね。うちの生徒さんたちも姫のすばらしさに感動してくれていたのでは?一緒にレッスンをさせてもらっていい刺激を受けてくれたのでは?と思います。所属先の先生の寛大さにも感謝しております、ありがとうございました!

で、参加してもらったのには理由があり、ずっと針山先生にお礼もしっかりと言えていなかったので、WS後一席設けさせてもらい世界の針山先生と2家族合同でお食事させてもらったからです。
ただ・・・こちらがお礼を言う機会じゃなくて、逆にたくさんの世界のお話を聞かせてもらったり、かなり楽しい時間を過ごさせてもらいました✨あーこれまたド厚かましい限り・・・。バレエを知らない男子チームも和気あいあいと過ごしておりました(^▽^)/みんなで写真を撮りましたがこれは秘密ということで😀

針山先生のように世界で活躍されている先生がうちのようなスタジオに来てくださり、本当に親身にいつもサポートしてくださっているのは、先生の中でバレエの発展についていつも全身全霊を傾けられているからです。コンクールの審査でもずっと真剣に見ていられて、1人ずつのバレエの向上につながるような審査をしてくださっているお話を聞かせてもらいました。育ててあげたいと感じたダンサーにはどのようなサポートをしてあげればよいか?をお忙しい中本当に考えてくださってます。私もなかなか忙しいと思ってますが、いつもいつも針山先生の動きをみると、全然足元にも及ばず・・・。あーまだまだ足りないなぁ・・・。

真剣に見てくださってる審査員の前で、どれだけ自分の本気を見せられるか?
それをできるように、それまでのレッスンの取り組みを私含めみんなもっと頑張れるはずだな、とお話を聞きながら感じました。
もちろんコンクールに出る生徒さんたちだけでなく、出ない生徒さんだってせっかくうちでバレエをしているからにはバレエの上達に向けてレッスン中だけでもいいから全身全霊を傾けていけるレッスンにしてあげたいと感じました。

せっかくこうして学ばせてもらったのだから、みんなこれからも頑張っていこうね。
これからも生徒さんたちみんながうちのスタジオだからこそできる学びをたくさん考えて提供していきたいと思っております。
針山愛美先生、本当にありがとうございました!!!!!


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23日はスタジオでバレエ技能検定を実施しました。
このバレエ技能検定はNAMUEバレエコンクールが、コンクールの受賞歴だけではなく、基礎の積み重ねを客観的に評価し、級として取得できるように実施されているものです。
うちのスタジオはNAMUEコンクールで上位入賞者を出しているので、検定認定校として指定されており、ありがたいことに私は検定員の資格を頂いてます。
が、せっかくなので私以外の人にしっかり審査してもらうこともいい機会になるだろうし、私自身も客観的に生徒さんたちを見れて、他の検定員の先生の評価と自分が感じていることのすり合わせができるいい機会だと思い、前回は他の検定員を派遣してもらい、今回もお願いしていましたが、みんな忙しく( ̄◇ ̄;)なので、私が検定員を務めることになりました。

当日どのように皆が検定に対して向き合うか?私が検定員だとしてもどのように振る舞うか?を見ておりましたが。。。
検定が始まるまでは、みんないつも通り。。。外部受検者もいらっしゃいましたが、多分ちょっと変わったスタジオだな、、、と思われたに違いない賑やかさ( ̄◇ ̄;)
なので、どうなるかなー?と思ってましたが、検定が始まると、ピリッとしましたね。オンオフがはっきりしていてグッド。

さて、今回の検定では5.4.3級を実施しました。
特に5級にはたくさんのドラマがありましたね。
小4ボーイズ2名と小3ガール1名。
小4ボーイと小3ガールは最近バレエにしっかり向き合えるようになりつつあります。が、やはりまだまだ気持ちや身体に不安定なことが多く、やりたい、やれるはず、でもうまくいかない!となった時、うまく自分を鼓舞して前に進めるときと、ダメだーと奈落の底に落ちていくとき( ̄◇ ̄;)があります。まぁ最近はそこまで落ちていかないし、落ちても早めに戻ってくる感じにはなってきましたが。。。ただ、根底にあるのはバレエがどうにかして上手くなりたいというすごい情熱。今回の検定実施に関しても、頑張りたいという気持ちが前面に表れてました。
そして残るもう1名の小4ボーイはなんとまだバレエを始めて1ヶ月半ぐらい?入会するときにバレエ検定を実施するスケジュールを伝えると、合否ではなくとにかくバレエの上達になるならなんでもトライしたいと言われ、じゃあやってみようと始めてみました。
正直最初、、、検定受けるまでに持っていけるか?!ぐらいのレベルでしたが、、、IMG_4960
動画はインスタを見てね❤️
びっくりするぐらい成長してくれました。
彼のガッツと熱意がここまで持ち上げてくれたと本当に嬉しく思ってます。
あ、まだまだなところもたっぷりありますがね。
3人はとても楽しみな生徒さん達です。

4.3級を受検した生徒さん達はその級が求めるものに対してはできていますが、ここは得意、ここは苦手、というものがそれぞれ浮き彫りになったのでは?と思います。
コンクールでは得意なパが入っているバリエーションを選べば、苦手なものを見せなくてすみますが、検定ではそうはいきません😎
そして左右の差がないことも求められますね。なので案外難しい。
でも、この検定を通して自分の強さと弱さを知り、そこからどうバレエと向き合えばいいか考えられますね。
審査しながら私自身もこの生徒はここをもっと伸ばしてやらないととか、ここを見せるバリエーションにチャレンジさせてみようとかすごく客観的に見ることができました。

自分の生徒さんだからと甘いことはせず、公平公正に審査をしてコメントをたっぷり書いて本部に送りました😎
本部からコメントはオブラートに包んで受検者の方にお伝えしますと連絡が入りました笑 え?そんな辛口だった?!
いやいや、これぐらいうちの生徒さん達はいつも耳にタコができるぐらい聞いてくれてますし、自分たちでもしっかりわかってくれているところです。文面にしてもらったとき、さらに身にしみてくれるかな?
何はともあれお疲れ様でした!
さて、次の目標に向けていくわよー😎



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昨日は男性をお迎えして、スタジオで初アダージョレッスンをしていただきました❤️

今年の3月、スタジオで初のグランパドドゥを生徒さん(中学3年生)に踊ってもらいました。
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他の生徒さんたちも中高生に成長し、少しずつしっかりとトウシューズにも立てて、動けるようになってきたこと、ボーイズも大きいリフトは無理にしても、そろそろ学び出すころ!と思い開催致しました^_^
初回は小6から大人まで女子8名と中2男子1名の9名が頑張りました💪
あと熱心に見学する生徒さんたちも👩‍🎓👨‍🎓

バーレッスンからお願いしていたので、最初緊張の中バーをする生徒さんたち笑
途中途中で先生が和ませるように努めてくださってたので、すこーしずつ緊張はほぐれ、、、そしてポワントを履いて、アダージョのレッスンが始まると、緊張しているどころじゃない笑!!!
やばい!やらないと〜という状態😎
アラベスクやアチチュードを両手でしたり片手でしたり、プロムナード、パンシェにもチャレンジ、最後はピルエットも✨

初回からうまくいく人、なぜかうまくいかない人、やっていくうちにわかる人、やっぱり基礎の練習で弱いところが出る人などなどアダージョすると普段ではあまり感じられないところが浮き彫りになりますねー。

あとはレッスンの受け方の上手な子、下手な子、これも観察しているとよくわかります。
パドドゥは相手との呼吸が大切です。特に初めてするので、先生の指示に落ち着いて従うこと、先生の話をしっかり聞くことをしないと絶対上達しません!!!
バレエは1人で踊るバリエーションだけじゃなく、群舞やこうしたパドドゥが素晴らしい作品を生み出しますから、生徒さんには絶対に相手を大切に思い踊れるダンサーになってもらいたいと思います。

とても丁寧に指導してもらいました!
初の男子は腕がパンパンだそうで(^◇^;)これから鍛えてもらいましょう😎

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6月15・16日、大阪国際交流センターでヴィクトワールバレエコンペティション大阪が開催され、うちからは4名(うち1名は2部門エントリー)出場しました。
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15日土曜は全員予選。
まずはバレエシューズBオーロラ第3から~。
昨年から2部門出場したいといっていた彼女。せっかくバレエシューズで踊るのだから、ちょっと背伸びした演目でトライしてみようということでオーロラ第3をチョイス。
役柄的にも彼女の品のある踊り方にぴったりなのですが、比較的長いバリエーションの上、丁寧なバランスを求められ、最初振り確認で少し踊るだけで最後の方が・・・悲惨(笑)バ・バレエシューズですけれど・・・。バレエシューズの方がしんどい部分もあるのですが、でも、バレエシューズだからこそ、もっともっときっちり落ち着いて基礎を見せられるはずなので、その部分を頑張ってもらいました。ただ、バリエーションスタートしたのが4月ぐらいかな?そしてトゥシューズ部門でもエントリーしているバリエーションもチェンジしたので2つ新作を同時に練習していかないという大変ハードなスケジュール(そしてうちはバリエーションレッスンよりも通常レッスンをちゃんとする方なのでバリエーションしかやらないという日はあまりない・・・)今月に入ってやっと少し形が見えたかな?という感じで、間に合うのか!?が危ぶまれていましたが・・・。
リハ室での様子からもていねいに確認できていたし、そこでもぐんぐんうまくなってきていたので、とりあえず落ち着いて踊りきることを約束していざ・・・。
品のいいきらきらした姫が袖から登場してきてました。出だしいい感じ。
バランスなども丁寧にできていたので後は最後!
????おーっと姫らしからぬ大きな一歩を踏み込んでいましたが(;^_^A
まぁまずまずかな?
終わったらとにかく次の小学生B部門の支度のため、余韻に浸ることなくさっさと楽屋に戻りました!

次は小学生B部門は3名
Wエスメと金平糖。
ここにも大きなドラマがありましたね。
コンクールに行くとほぼ同じバリエーションを見かけますが、スタジオ内で同じ演目を練習するとやはり意識しあいます。いい意識になるときと悪い意識になるとき。何事もそうですが、同じ物事でもプラスにとらえてうまく処理できるとすごく力になりますね。さてWエスメはどうだったのか?練習序盤はよかったものの、なんとなく1人雲行き怪しくなり・・・(;^_^A雲行き怪しくなることは予想していましたが、あえてそれをさせたのには理由があり、やはりコンクールという舞台に立つ以上精神的にタフになる必要があること、自分のキャラクターをよく理解し、個性を表すことを今勉強すべきことだと思い頑張ってもらいました。彼女たちにはそれぞれいい特性があり、それぞれ素敵なエスメに仕上がると思ってました。そこを伝え、自分でも上手に精神コントロールをし、少しずつ上昇してきてました。もう1人の方はいたってマイペースなので、他者というより自分との闘い。気分が乗るときと乗らない時の踊りムラが激しく、舞台の上では比較的踊りムラを見せないようにと努めていますが、練習でできないものがやはり舞台でもできるわけがないし、できたとしても少しその様子が見え隠れしてしまうものです・・・。その結果が大阪プリとこうべでよーく現れて悔しい思いをしていたはずなので、それをどうコントロールしてくるか?がこのコンクールの課題でした。
金平糖はバレエシューズ部門のオーロラ第3から変身。またこれも大変なバリエーションを選んだなぁと思いますが、先を見据えて今ここでこのバリエーションを練習しておかないと、という感じでエントリー。さぁオーロラ第3との並行練習でどうなったか?・・・(;^_^A・・・・まったくもって形にならない暗黒の状態が続き、焦りが募り・・・。でも、焦っても仕方ないので、ただひたすら練習あるのみ。
全然テクニックが入っていない代わりに、お菓子の国の姫としての余裕のある品格を表す丁寧な踊り方。アームスの使い方も癖なくいやらしくならないように。。。最後まで呼吸を続けて踊り切れること。これを目標にやってきました。
そしてまずはピンクエスメ
出だし、とても彼女ののびやかな脚とポワントワークが見られ久しぶりにいい出来!と思いきや、後半失速・・・。あ、出だしがよかった分期待しすぎてしまいましたが、大きくこけるとかそういうことはなく、もうちょっとこここうできてたらよかったのに、というポイントが・・・たくさんありました(;^_^Aまぁ次につなげてもらおう。

次グリーンエスメ。
彼女のいいところはパキっとしたアクセントの効いた鋭い踊り方。そしてくりくりっとした素敵な目!!!なので、目力は彼女の武器になります。袖から出てくると、客席に座っていた誰かが「目力強っ!!」といってました( ̄▽ ̄)みんなの視線をしっかりキャッチできていたと思います。彼女も出だしよかったものの、ピルエットがーーー。というかプレパレーションのプリエでこりゃダメやんという軸。2回ピルエットアンデオールが出てくるので、ちゃんと挽回してほしかったものの、2回目もそのプリエでは・・・という結果に(;^_^Aただ他の部分は丁寧に踊れていたし、前なら崩れた後顔も引きつり、オーラが消えてしまうのですが、今回はそこまでいかず、強くなった証拠だと。リハ室でも自分のペースでできていたし、成長がよく見えましたね。

そして金平糖。
彼女も出方がとてもきれいで目をひきます。出だしもよく最後まで息切れすることなく踊り切りました。初めてかも・・・ちゃんと踊り切れたの(;^_^Aというぐらいでした。彼女も本当に精神的に強くなりました。以前なら不安に押しつぶされそうになり、緊張をうまく利用できず崩れていましたが、先ほどのオーロラでも金平糖でも今できる力を信じ、ちゃんと舞台で踊り切れていました。

最後は中学・高校生部門の海賊
ここのところコンクールになると力んでうまく力を発揮できず撃沈して落ち込んでますが、すぐに立ち直り次に向かってトライしている彼女。高校に入学し、余計に気持ちが前向きに取り組んできてましたが、ちょっと気持ちが前に行き過ぎる傾向があり、それが踊りにも見えています・・・(;^_^Aリハ室でできたことが場当たりでの練習でできず、自分で自分を見失ってパニックになっている姿が見られます。精神的なものを含め最終的には自分でコントロールしていかないと次に進めないのですがそれに対するアドバイスをいろんな角度からしています。このタイミングでこのアドバイスは彼女にとって有効か?もしくは火に油を注ぐだけなのか?バレエの基礎的なアドバイスはもう手取り足取りという段階の年齢でもないので、ポイントポイントを考えさせて自分と向き合ってもらってます。
彼女の踊りのいいところは、内側から踊りに対しての情熱が感じられるところ。コンクールを始めバレエの舞台を見ていて、すっごいテクニックはあるんだけれど、なんか心が躍ってないダンサー(踊ってないわけはないのですが、そう見えるダンサー)をみると、とても残念に思います。が、彼女の場合、まだ未完成のテクニックですが、心から踊りがあふれていることが伝わります。つらいことがあったとしても、結局踊るのが大好き、面白い、やってやろう!という気持ちが素直に伝わってきます。スタジオでもいつも言うのですが、お客様がどういうバレエを見たいか?それを考えて踊ることは私はとても大切だと思ってます。もちろんコンクールという順位のつく場ではテクニックは必要です。が、それ以上に私はお客様の気持ちを大切にしてほしいと思って指導しています。なので、彼女の踊りはお客様が見ていてひきつけられる、楽しいと思わせてくれるものです。あとはテクニックが安定してくればもっといいダンサーになるでしょう。今回のバリエーションは彼女にとって最初が肝心です。予選で・・・あちゃーでしたが、そこでもそう表情を変えず後半はいつものようにのびやかに踊れていたので、もうあとは結果を祈って待つのみ~でした。明日踊れると信じて、できなかったところを練習して帰りなさいという指示を出しておき、最後まで確認。ちょっと自信を取り戻していた様子。

で、結果!全員通過!!!!

今回、昨年よりとてもハイレベルで、結構通過できない方もいらっしゃったので、本当にほっとしました・・・。

そして決選を迎えました。

昨日会場を後にしてから12時間もたたずにまた同じ場所にいる・・・。結構ハード・・・(;^_^A
朝からバタバタバタとバレエシューズBの支度をし、いざ!!!
出だしは好調でしたが、途中つま先の伸びがイマイチ・・・。昨日は100%の姫オーラでしたが、今日はもう一歩という感じ。少し疲れが出ているのかな・・・。でもみんな条件は一緒。コンディションを整えることも大切なスキルですね。勉強勉強。

出番終了後すぐにトゥシューズを履き次に!!!出番から1時間弱後には次の場当たりとかなりのハードスケジュール。Wエスメの支度もバタバタとし小学生B部門スタート。
昨日できなかったところは修正、できたところはそのままキープしてと。特にWエスメにとっては昨日とっても美しいお手本になるエスメお姉さまの踊りを堪能させてもらったので(私はリハ室で練習されているお姿を堪能したっぷり勉強させてもらいました。この場をお借りしてお礼申し上げます( ̄▽ ̄))そのイメージをして、さらに自分のエスメに集中してました。金平糖もオーロラからしっかり気持ちも入れ替えてリハ室で確認。
まずはピンクエスメから。決選は1番に踊ることになったので、かなりあわただしかったですが、落ち着いて・・・。出だし好調、とちゅう軽く背中とおなかが緩んだ?のを直す時間が一瞬でてましたがその他は今できる力は出せたかな?もちろん手首の硬さなどもう少し直す点がありますが、ちゃんと踊り切れたのでよし。

グリーンエスメもすぐ出番に。昨日同様いい登場をしてましたが、もーもったいないピルエット・・・。まぁこれからですね。後半もちょっと昨日よりミスが見え隠れしていましたが、表情が崩れずそこは大変評価できるところ。お客様に対して楽しませる踊りに向けて大きく前進できていると思います!

金平糖はあれ?というミスがありましたが、直前の仕上がり具合を知っている私からすると、よくここまで持って来れましたと頑張りを認めてます。が、お客様はそんな頑張りは知らないまっさらな状態で見られるので、まだまだ未完成の踊りですね。そしてコンクールという場でも映える踊りができるように、表現はそのまま残してバレエテクニックに磨きをかけていきましょう。もちろんその前段階の基礎!!!!これも必要ですね。

最後は中学・高校生部門、海賊。
さぁ昨日の挽回ができるか!?
・・・チーン・・・。まだまだでしたね。ただ最後までしっかりと目を引く踊りと自信に満ち溢れた表現はできていました。今後の課題は「おちつき」ですね・・・(;^_^A

そして、結果。

バレエシューズB部門 優秀賞(オーロラ第3)

小学生B部門 第1位(ピンクエスメ)・優秀賞(グリーンエスメ)・奨励賞(金平糖)

中学・高校生部門 奨励賞(海賊)(スイス国立チューリッヒダンスアカデミー&ドイツ ジョンクランコバレエスクール短期研修参加権獲得)

バレエシューズは予選の時の踊りだったらもう1歩上に・・・と思いますが、まぁ仕方ないですね。上記にも書いた通り、もっと輝いて踊れるための基礎・基礎・基礎!!!の見直しが彼女には必要ですね。

小学生Bピンクエスメは大阪プリ&こうべの悔しい思いをしっかり出せたかな?と思い、私もとてもうれしかったですね。ここに甘んじることなく精進してほしいですねー。まぁここの兄弟たちも6年生ぐらいからバレエに対して真剣に考えて練習しだしたので、今5年生の彼女はまだもう1年あるので、心が成長するのをじっと我慢しながら見守る予定(;^_^Aいやいや、せっかくいいもの持っているんだから、がんばってくれー。

グリーンエスメもミスがなければなぁ~と思いますが、このコンクールで精神的にタフになり、ちょっと自分をコントロールする感じが理解できて来たようなので、十分です。月末には初海外も待っているし、これからどんどん大きく成長するでしょう!!!

金平糖は第1関門のちゃんと踊り切るはクリアできたので、夏から来年に向けてここから進化させていきましょう。自分の個性をしっかり理解し、自分の弱点に関して目を背けず真摯に向かい合うこと。どうすれば弱点を早く克服できるか?を考えて実行すること。2つもバリエーションを増やしたので大変でしたが、なんでも踊りこなせるダンサーになってほしいし、あなたならなれると思っているので一緒に頑張っていきましょう!

海賊は・・・失敗で順位は伸びず上位でもないのに海外研修のチャンスに選んでもらえるという快挙。バレエがスポーツではないという所以が彼女の結果をみて再確認できますね。彼女よりずっとずっとテクニックも上手な人たちがいっぱいいました。でも、心が躍っている順位は素晴らしく高かったから、テクニックはこれからしっかり練習を積んでくださいということなんでしょうね。とてもうれしかったです!!!

生徒さんたちが評価してもらえるととてもうれしいものです。これまでの指導の仕方についての通知簿をもらっているような感じになります。評価が伸びなかった生徒さんたちについてももう一度立ち止まって、指導プランを修正していけるいい機会になっています。また同じ世代のダンサーをたくさん見ることができ、リハ室での練習の模様、指導のされ方、お衣装・メイクなどなどたくさんたくさんお勉強することができてます。今回も多くの学びがあり、それをスタジオのみんなに還元していこうと思ってます。

さ!また1から頑張ろう~!!!!
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表彰式終了後、審査員の高岸直樹先生と💛

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私も賞をいただき感謝!!

今日も新しい学びが待っているよ~( ̄ー ̄)

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